起立性調節障害が治ったかもしれない話

いつだかに起立性調節障害についてのnoteを書いたと思うのですが、最近ほとんど起立性調節障害の症状が出ないので、ワンチャン治ったんじゃね?と思っています。

特に何か努力したわけでもありませんが、参考になることが何かあればなぁと思い、起立性発症~現在までを書こうと思います。起立性調節障害の人じゃない人にもこの病気を知ってもらいたいので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。


◆小学6年生 起立性発症

ある時から、目覚まし時計の音や母の起こす声が聞こえなくなるようになりました。
どれだけ揺さぶられても目が覚めない。母曰く起こすと暴力的になるそうなのですが、私には全く記憶がなくて、あくまでも寝ながら抵抗してるんだと思います。申し訳ない。(元々朝が弱いのでそれのせいだと思います。私が特殊なだけです。)

起き上がると貧血のように頭がふらふらして、吐き気、頭痛が一気にきます。それを訴えても仮病としか思われず、最初はそのまま登校していました。また、症状は朝だけではなく、授業中に長時間立っていて貧血になり座り込んでしまったり、椅子から立ち上がったときにフラッとしてしまうことが何度かありました。

そして一番症状が酷かったのは、母と二人で買い物に行ったとき。商品を見ているときにあくびが止まらず、ボーッとするなぁと感じていました。そして、母が会計中に目の前が真っ白になって、周りのざわざわとした声が大音量に聞こえて、自分でも「やばいかも」と焦りました。立っていられずその場に座り込んでしまい、吐き気もあったので会計が終わったあと母につかまりながらトイレに行き、スポーツドリンクを飲んでしばらく休憩したら治まりました。

この光景を目の当たりにした母もさすがにおかしいと思ったのか、病院に行きました。
症状を説明しました(朝起き上がれないこと、貧血になること)。すると先生はすぐに「起立性調節障害かもね」と言い、血圧を測りました。
当時の血圧がどれぐらいだったか覚えていませんが、たぶん100もなかったかと…。

血圧を上げるための薬(メトリジン)をもらい、飲み続けると症状は落ち着いて、朝起きることができるようになりました。


◆中学2年生 起立性調節障害が再発

薬を飲んで落ち着いてから、中学1年生の1年間、ほとんど起立性調節障害が発症することはありませんでした。

そして中学2年生になった時、また朝起きることができなくなりました。
休むことも多々ありましたが、一学期のうちは遅刻をしながら学校に行っていました。

でも二学期に入ったあたりで、急に学校に行くことができなくなりました。一日中体調が悪くて、学校に一人で歩いて行くこともできないぐらい体調が悪かったんです。それも親には理解されず、しばらくピリピリした時期がありました。お互い辛い時期だったと思います。

ここから全く学校に行けず、不登校が始まりました。
またメトリジンをもらいましたが、副作用で頭がぞわぞわするのが不快で、また別の薬を飲んでもみましたがどれも副作用が酷いので飲むのをやめて、生活習慣を直すことを優先しました。(当時は昼夜逆転していたので…。)


◆中学3年生 他の病気が見つかる

少し話がそれますが、一応この病気の話もしておきます。

ある時、首にぽこっとしこりのようなものができていました。特に痛みもなかったので放置していましたが、しこりができてから数日して発熱しました。

このご時世、熱が出るとコロナウイルスの可能性が疑われるために、病院に行っても診てもらえない場合も多いと思うのですが、しこりがあるということを伝えるとそのまま病院の中で診てもらえることになりました。

検査の結果、菊池病という病気だということが発覚しました。一時期は39℃の高熱が出てめちゃめちゃ辛かったですが、解熱剤を飲んでだいぶ落ち着きました。

で、なんでこの病気の話をしたかというと、この病気のおかげで起立性調節障害の症状がなくなったからです。この病気のおかげというか、生活習慣の問題なのですが…。

今まで起立性調節障害の症状が出ていたときは、共通して「昼夜逆転」していました。起立性の人、これが結構多いと思うんですよね…。菊池病になってから毎朝ご飯を食べて薬を飲まなければいけなかったので、朝起きて、ご飯を食べて、薬を飲むという生活をしていたら、急にスッと起き上がれるようになったんです。

私の考えでは、結局生活習慣が悪かったのがいけなかったんじゃないかなと…。あと、症状が出ていたときはいつも何かしらの理由で学校に行きたくなかったときでした。

例えば、小学6年生のときは、同級生からの嫌がらせで悩んでいて、先生に相談して注意してもらったものの嫌がらせは悪化。最悪なことにその同級生と同じクラスだったので、本当に教室に行くのが嫌でした。中学2年生のときもその人からの嫌がらせがあったり、先生とのトラブルがあったりと学校に行くのが嫌になっていました。

精神的なものもあったんだろうなと思います。今も学校は行きたくないですし、また別の理由で不登校が続いていますが、起立性調節障害はほとんど無くなりました!!

あと、起立性調節障害のときは立ち眩みが本当に酷くて、起き上がるのも立ち上がるのも辛かったのですが、今はバッと立ってもクラクラしません。


こうやって書いてみると本当に私何もやってないなぁ…と改めて思いました。笑

ただ、生活習慣は大事です!絶対!起立性調節障害で悩んでいる方や家族が起立性調節障害の人は絶対にこれを気にしてみてください。精神的な部分もあると思うので、しっかり自分と向き合ってみてくださいね。私はこれに気づくのに3年もかかってしまいました。

特に夏休み明けは起立性調節障害を発症する人が多いとのことなので、学校復帰目指して頑張りましょう…!私は今学校に行きたくない理由が分からなくて悩んでいます!早く学校復帰したい!(学校に行こうとしたら嫌すぎて泣いた)

定期的に病気についてのnoteも書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
何かの役に立てば幸いです。


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