張家界〜中国の会社の社員旅行とは〜②
2日目。ホテルの朝飯すごかった。私のホテル飯過去一の酷さで、Lさんが「これだけですか」と、並ぶ4種のおかずを見て言ってて笑った。パサパサチャーハン、ショボキャベツ炒め、水で薄めただろオレンジジュースなど。目玉焼きは焼きたてをもらえたけど、醤油が古くてサラサラしてないかんじ。激アツだな
そんな朝食を終えて、バスに揺られてまたどこかへ(わかってない)
百犮電梯
この山エリア内を往来するバスに乗って移動
世界一のエレベーターらしい。高さがってことかな? 中国、世界一うんぬんって好きだと思う
乗りますえ
ギュアーッとエレベーターで登って上へ。おわー
見渡す限りの壮大な風景。PCの壁紙になりそう(精いっぱいの表現)
全然写真では収まりきれない。
ここからハイキングルート開始。
観光地ゆえ、山頂の割には店が充実してる。乾き物売ってるだけじゃなくて、ちゃんと出店のようにその場で焼いたりなんだりしてる。
このあたりは、映画の「アバター」の舞台になってるらしい。うん、いるよアバター。これは住んでるわ。(アバター観てない)
幸い天気が良かったので景色がよく見える。冬はもっと空気が澄んで遠くまで見えるのかも。双眼鏡あってもいいかもね
昨日、ハイキングアイス(命名)の良さを知ってしまったので、売店があったらとりあえずアイス。これ買ってる人昨日多かった気がする
多分普通の街中で買うと1~3元くらいだけど、昨日の同様これも5元 (最近の為替で100円くらい)
あれですね、チューペットみたいなかんじ。ガリガリくんって偉大。
よくこんなのが何本も立って残ってるよね…。勿論世界遺産。
私がトンビに生まれ変わったらこのあたりに住む。ドローンに生まれ変わったらでもいいな。
でも、意外と鳥あんまり飛んでなかった
あとそうだ、連絡事項ですが、このあたり一体は臭豆腐くさい。売店が多くて、そこで臭豆腐ジュワジュワやってるのが広がって…。ゴミ箱のゴミ回収してないのが夏だから激しくなったのかと思ってたら、店あって納得。そのくらい凄まじい。
日本のはしっぽ短いけど長いね
はしょってるけどモリモリ歩いてます
亀池があって亀や金魚が売られているところも。…山道途中のここで生き物買うか…??と外国人の私は思うけど、多分縁起的ななんかなんでしょう。昨日キレイな川見てるから、コントラストで尚更池汚かった。
民族衣装体験
もう少し進むと貸民族衣装屋さんが。同僚女子らがやるみたい。見てたら、やる?と聞かれたので、じゃあいい経験だし私も。
衣装が並んでいる中から貸してくれて、1回20元。500円しないの安いじゃん。1人の旅行だったらこういうの絶対しないので貴重。
同僚女子3人が着て、1人が撮影係に。中国人女子の自撮り大会、中国に住む人ならみんな知っているけど、自分がそこに加わったことはなかったのでそれもちょっと興味あった。
見てると、撮られる側はおすまししてモデルのようにポーズや表情をどんどん変えていく。慣れてる…。
撮影係の子が私を撮ってくれると言うので任せると、「これを持って!」「もっと角度はこう!」「そう! そのまま!」と、気迫がすごい。これは、ただの撮影係ではない。ディレクターだ…。
日本人的には観光地記念写真って満面笑顔だけど、モデルおすましって日本人の私は慣れておらず、状況のおかしさにヘブフフョと吹き出し。そんなんだから、しまいにはディレクターに「笑わないで!」と言われた
なんだこの光景
そのポーズ…何? と見てたけど、この写真を見返すと、SNS上の同じ民族衣装写真を真似ているっぽい。なんか…自分で考えずに、有名どころをすぐ真似るところが中国だよな…。
携帯見てる苗族がたくさん…。
女子勢、ずっと無限に撮影してる。小道具を変えたり、場所をちょっと変えたり。20分以上やってたのでは。日本人、自撮りはナルシスト的で恥ずかしいものみたいなイメージがあるけど、もうそんなん全然みんな気にしてないですね。いかに美しく写るか。私でも20枚くらい撮られたけど、同僚らは100枚以上撮ってたんじゃないだろか…。
他同僚の、「もう時間が無い、他の人らはゴール着いてる、次行くよ」連絡で終了。それが無かったらいつまで撮ってたんだろ…。
ディレクターの携帯で撮ってもらってて、後でAirDropで貰った。Wechatだと画質が落ちるからですね。日本でも若い子はAirDropで写真やり取りするって聞いたことある。
袁家界
またバスに乗って、更に山奥の別の場所へ。こういう時、地図見てるといいよ。
次のところは、松や杉が多くて日本の森に似ていた。
わかりづらいけど、向こうっかわがズダンと長い断面な崖になってる。ホント、実際来て見てみないと伝わらない。
なんか、お願いごとして1本立てるって言ってたかな? 大きいのから小さいのまでいっぱい。
え! 山水画みたいな霧の風景が見れるの!!
命日なのかなんかの時期なのか、花がお供えしてあった。各ガイドさんがなんか話して、団体ごとにここに向かってお辞儀をさせられている。なんか政治の匂いがするので、私はせず…。後で調べると、中国建国に功労を残した元帥だった人だそう。へー
自分がいる山の名前をここで初めて知る。
同僚がキュウリを買ってて、物珍しげに見てたら分けてくれた。中国の人、多めに買って人に分ける気質がある。おためし一口だけくださいな
キンキンに冷えてるキュウリで、味は特に無し。食べれる保冷剤兼水分補給なのかもしれない。
これ系のは、鳳凰モチーフのペンダントが多かった。
しっかりお土産コーナー。
いーなー…と思ったけど、ど観光地で買うのもなんか気が引けて買わないでしまった。同僚は2万円ほどのを買っていた。咄嗟にその額出せるのすごい。旦那さんに買ってもらってる同僚も。家庭平和保持…。
スキー場のより全然高くてこわい
最初の場所に戻ってきたら、ご当地アイスが目に入った。最近中国国内の観光地で、観光名所の形のアイスが流行ってますね。
値段訊いたら25元 にじゅうごげん!! ハーゲンダッツ級で勇気が出なかった…。
さて晩ごはんだ
下山後
毎回似てるものがあると、これがあるある湘菜なんだなと理解できる。
これは薄味だからか、みんなに人気があった。食後の残った皿見ると好みがわかりやすい。
ホテル戻って、足のマッサージ別館がついているのでそこへ行ってみた。
キャンペーン中で安くなってて60元らしい。ラッキー
私がふくらはぎ揉まれて痛がってたら、按摩のおばちゃんが何か液体の瓶を出してきて塗る。その後で揉まれると、あれ、痛くない
おば「これは漢方の酒。飲んでもいいしこうやって塗ってもいい。これは自分の私物だから、これを使った施術を受けたければ私に追加で80元支払って」
店に払ってる値段超えてるじゃねーか
高いし、要らない要らないと言ってもしつこい。こういう時、本気でイラッとして怒ってきているという態度を出すと、中国人は「(あっやべっ)」と引き下がる。しつこくしたってなびかないんだから、最初からやらなきゃいいのに…。こういうことを日々、経験して学んでいるよ…。
按摩後は酒を買いに。
特産っぽいメインの米酒は甘酒のようだった。同部屋に飲まない人いるし、バラの香りのものを。
ペットボトルに詰めてもらって、割る炭酸水買ってそのまま持ち帰り。
で、中国でたまにある、「SODAって書いてるのに炭酸入ってないトラップ」に引っかかる。やや甘い水だ…。この飲料の存在意義がいまだにわからない。
〜③へつづく〜
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