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台所にて

早朝三時に目が覚めてしまい、台所でひとり過ごしている。コーヒー淹れる。その後は、麦茶を飲む。昼寝を三時間もしてしまい、起きたときはどっと疲れていた。その影響で早起き。今は高木正勝のピアノを聴いている。ほろほろとこぼれるような音。四時過ぎ、すずめが鳴いている。こんな鳥の鳴き声がピアノと共に響く。


わたしは、キッチンとなかなか言えない。いつも台所という響きが好きでしみついている。何か人間味を感じる。家族が集まる匂いを感じる。キッチンというと、どうしてもピカピカのシンクや真新しい家電やそんなものを想起させる。それで言えなくなってしまう。ただの古い人間なんだろうけど。


我が家のテーブルはバタフライ式のもので、サイズが小さかったので、父が寸法測り板を取り付け、立派に生まれ変わった。台所には、そんな父の工夫が随所に凝らしてある。入院中でweb面会しかできないけど、ごはんも食べれるようになったようで、テレビも見たりしてるらしく、ひと安心している。もう、家には帰って来れないから、台所でいっしょにごはんを食べることができない。母とふたりになって、前より会話が増えてきたからいいけれど。母とふたりの暮らしにも慣れてきた。お互いにやることみつけて、時間を過ごしている。このペースがまだまだつづくだろう。


おかげさまで、体調がいいから安心で、これはnoteのたまものでしかない。皆さんに感謝します。


また一日が始まる。



それでは、またお会いできますように。
ありがとうございました。

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