ナオコライフ95 大開運日に出会った一冊の本

今年の春分の日は、一粒万倍日と天赦日と寅の日が重なっている。日頃からお金の使い方には自分なりに慎重に、あるときは自分への投資として考えながら、そして出会いも大切にしながら、買い物をしている。実はスピリチュアルなわたしは、こんな貴重な大開運日をだまって家にいられるほど冷静ではなく、朝から家を飛び出した。


今日は最初から出版業界にお金を落とそうとおもい、本を一冊買う予定でいた。本屋を巡って二店舗目で、エッセイのコーナーでふいに手にとった本が気になった。帯にはBTSのリーダーRMが投稿した話題の韓国エッセイ!とある。わたしはBTSファンではない。めいっこがファンなだけ。

『それぞれのうしろ姿』アン・ギュチョル

この本の装丁にまず惹きつけられた。ざらついた紙に繊細なタッチのイラストが描かれている。エッセイは2ページごとに編集されている。立ち読みして、止まってしまった。もう一回冷静になろうと本屋をひと回りして戻ってきた。今日買わなかったら後悔するとおもった。出会いだ。


実は他にも買い物はしたけれど、割愛させていただきたい。


お昼になっても家に帰らず、コーヒー飲んでいる。この記事を書くためにいつもだったらしないことをした。訳者あとがきから読みはじめた。アン・ギュチョルはどうやらインスタレーションを多く手がける現代美術家らしい。わたしもここまでの知識しか入れずに本をじっくり読みたい。読書前にあまり余計な情報はいらない。


ということで、ゆっくりじっくり読むことにします。感想は苦手一点張りですみませんが、出会いの衝撃をお届けしたくて書きました。それでは。



追伸
部屋でゆったりしてても、もったいなくてなかなか読めません。




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