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そんな馬鹿な ルーズリーフの穴の位置がメーカーによって違うなんて

ルーズリーフでバレットジャーナルをしているのですが、私が久しぶりに絶望顔をした事態について連連と書いていきます。
タイトルの通り、ルーズリーフの穴の位置はメーカーや製品によって違うということに、ショックを受けました。


日々のスケジュール管理や日記代わりにバレットジャーナルを使っている私ですが、私は製本されたノートではなくルーズリーフを使っています。
分厚いノートを持ち歩きたくない、という理由がまずひとつ。
それと、バレットジャーナルをノートで管理すると、途中で思いついた年間単位でまとめていきたいことが、ノートの途中に存在することになってしまうので、これが私は嫌だったのです。
サイズはA5。
6穴手帳ではなくルーズリーフにしたのは、単純に無印良品が近所にあって入手しやすかったからです。
バインダーも悩むことなく無印で揃いますし。
用の済んだノートは無印良品のバインダーに移動して、毎日のように書くのははがせるルーズリーフで運用しようと思いつきました。

当初使っていたのは「ノート型はがせるルーズリーフ」。
あらかじめルーズリーフの穴が空いているノートで、これは便利と思って買ったのでした。

ところが実際に使ってみると、どうしてもページの下が剥がれてしまうことがあるので、運用方法を変えた方がいいかもしれないと思ったわけです。
そこでKING JIMの「テフレーヌ」に興味が沸いて、買ってみました。

KING JIMのファイルは安心安定の信頼度を誇りますので、ネット通販で数量限定のものを予約購入しました。

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最大収納枚数は30枚という、持ち歩きにちょうどいいファイル。
上下のみにリングがあるので、広げて使う場合でもリングに手が当たりづらくて書いやすい。
ルーズリーフをノートのように使うにはちょうど良さそうです。

そこでさっそく「はがせるルーズリーフ」を一枚剥がしてファイリングしてみました。

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窮屈すぎるし、ページめくれないじゃん……。
むりやりリングに通してみても、めくれば紙が浮きます。
その時の心境は脳内にスペースキャットがいくつも漂っている状態。
そこで「テフレーヌ」付属のルーズリーフと穴の位置を確認して理解しました。

「穴の位置が違うじゃないか!」

そこでファイルのとじ穴には規格があると知りました。
日本ファイル・バインダー協会によると、多穴はJIS Z 8303(帳票設計基準)で以下のように規定されています。

穴の直径は6±0.5mm
穴の中心から中心までの間隔は9.5±1.0mm
紙の端から穴の中心まで6.5±0.5mm
穴は、紙の中央線に対し、対称の位置に置く。

この「±」というところで、各社とじ穴の位置が変わってくるということになります。

なお、無印良品のバインダーにはいずれも問題なくファイリングできます。


次に「はがせるルーズリーフ」が異端なのか、「テフレーヌ」に問題があるのかを確認しました。
その方法は、「テフレーヌ」付属のルーズリーフを持って文房具屋さんに行って各社のルーズリーフの穴の位置を確認することでした。
といっても近所のイオンに入っている文房具屋さんで売ってるマルマンとコクヨだけですが。

正直恥ずかしい。文房具屋さんに行って、ルーズリーフのパッケージの上から他社のルーズリーフの用紙を当てて穴の位置を確認するなんて行為、恥ずかしい。
けど買って使えなかった場合捨てるのはあまりにも勿体ない。地球環境のためにも良くない。本来使うべき人の手に渡らないというのは、あまりにもナンセンス。
恥ずかしいという気持ちを抑え込んで確認してみた結果、各社微妙に位置が違いました。

そこで、もうひとつ疑問に思ったのが、無印良品の普通のルーズリーフではどうなのかということ。

同じ無印良品の製品ながら、これが実は穴の位置が違いました。

結論。「はがせるルーズリーフ」が異端。

もう「はがせるルーズリーフ」継続はやめようと思い、数々の検索を経て私が買ったのは、LIFEの「ノーブルルーズリーフ」。

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ハマったよ!ちゃんときれいにめくれるよ!
左が「ノーブルルーズリーフ」、右が「はがせるルーズリーフ」です。

穴の位置が違うというのを実際に分かりやすくすると、こんな感じ。
まずは紙面をぴったり重ねた場合のずれ方はコチラ。

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次に中央の2穴を揃えようとした場合の位置のずれについて。

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上に乗っているのが「ノーブルルーズリーフ」、下に「はがせるルーズリーフ」を重ねています。
「はがせるルーズリーフ」が「ノーブルルーズリーフ」の穴から覗いているのが分かると思います。
「はがせるルーズリーフ」のとじ穴の間隔の方が短いようです。

ついでに、自宅にある無印良品の普通のルーズリーフA4サイズとも重ねてみました。

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普通のルーズリーフはテフレーヌで使用可能のようです。そしてやっぱり穴の位置がズレている。

私の経験も、これからルーズリーフを使おうと思っている人への一助になればいいと思います。

俺の屍を越えてゆけ。

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