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【感想】どうする家康  第43回「関ヶ原の戦い」

やっぱり西軍は勝てませんでした。
敗走から捕まった三成と殿とのシーン、なんといっても「誰の心にも戦を求める心はある」というのは、あまりにも現実に直結していて心にきます。
戦争はもちろん、「誰かを言い負かしてやりたい」というのも戦を求める心。
そして戦がなくなる日はこないというのも現実的。
先日最終回を迎えた『進撃の巨人』でもエレンが「戦いは無くならない」という主旨のことを言っていました。
このドラマの話で言えば実際大きな戦がない時代は来るんですけど、幕末にはまた国内で大きな戦争起きるので、やっぱり人は戦を求めるものなんでしょうね。
戦と共に江戸幕府は終焉を迎えますし。

関ヶ原の戦いでの死者数を「8000人」と具体的な数字を出してきたんですけど、関ヶ原という場所での戦って6時間程度なんですよね。
(広義での関ヶ原の戦いは、あの書状合戦からだと思ってます)
そうやって数字を出されると、一層心に重くのしかかってくるものがあります。
そういうところでも今週は戦争とは何かを思い出させてくれる現実的なストーリーでした。

そして今週も怖かった茶々さま。
阿茶様へのドスの効いた恫喝、毛利輝元へのビンタと、まあ恐ろしい。
北川景子さんってこんな野太い声出せるの!?と、夫と共に驚きながら見てました。
なんかもうこのドラマ、役者陣の本気度が凄すぎて目が離せないです。

ところで今回のドラマ、最終回は12月17日の第48回までだそうです。
あと5回しかないけど、綺麗に畳めるのかという心配よりもまだ終わらないでほしいという思いが強いです。
けど先日の「あさイチ」でちょっと映った晩年の家康の特殊メイクも早く見たいなという思いもあったりします。
来週はその片鱗がちょっと見れそうです。


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