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【感想】どうする家康  第40回「天下人家康」

先週、秀吉の壮絶な死で終わり、今週はさっそく五奉行に五大老揃い踏みでスタート。
五大老の紹介で「250万石」と、しっかりとこの時の所領の多さをアピール。
群を抜いた所領の多さからも、この時どれほど家康の存在が大きいかよく分かります。
演出の仕方が極道モノっぽさがあって、いかにも戦国時代って感じでよかったです。
揃いも揃ってみんな極道モノに出てそうな演者さんばかりでしたし、津田寛治さんとか眉毛も髭も極太で一瞬誰だか分からないイカつさでした。
いやはや、みんな座ってるだけなのに迫力満点。

石田三成の心が真っ直ぐというか、愚直というか、とにかく秀吉の遺言を全うすることしか頭になくて、それでみんなをまとめようというのはもう無理ゲーで、人の心を分かろうとしないし人の心を掴むこともできないし。
一方、家康は天下泰平のためなら一芝居打つこともできるし、人の意見だって聞く。
三成に人を引っ張っていく力があまりにも無さすぎて、そりゃ関ヶ原も負けますよ。
家康、そろそろ諸大名にお手紙出しまくってる頃じゃないんですかね。

前田利家が家康のことを、若者たちにしてみたら生ける伝説のように言っていたのは印象的です。
桶狭間の戦いとか、おじいちゃんとかから口伝えで聞いたような戦を実際に経験してきた人なんて、それだけでもうすごいこと。
大きい戦をいくつも経験して、それでも尚58歳まで生きてこられているなんて、やっぱり化け物みたいなものなんでしょう。
昔は白兎だったのにねぇ。

さて、刀剣乱舞のオタクとしては見逃せないシーンがありました。
結城秀康の登場です。
佐和山へ三成を送り、そのお礼に一振の刀を三成は秀康に贈っています。
それが「石田正宗」です。
今年刀剣乱舞に実装されたばかりで、このあたりの逸話は記憶に新しいところ。
刀は出てこなかったけど、秀康が三成を佐和山まで送ったっていうエピソードが出てきただけでもうガッツポーズです。
古沢さん、ありがとうー!!


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