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デジタル派もアナログ画材に触れてほしい話

はじめに


こんにちは、絶 賛 修 羅 場 中 の眸(ヒトミ)です。
4月2日のJ.GARDEN53にはなんとか新刊を携えて参加できるようにまだまだ頑張ってます!
そしてちゃんとnoteの更新もします。偉すぎる!(セルフ褒め)
と、まぁそんな話は置いておいて。



私は数年前から原稿作業にはクリップスタジオを利用しています。
デジタル原稿は入稿がスムーズで、部屋もあまり散らからないので移行して本当に良かったと毎回思います。

描画ソフトも、最近はサブスク制が主流になってきましたね。
私はクリスタこそ数年前に購入した「買い切り版」を利用しているものの、(それもPCを買い換えたら使えなくなるんですか??)
ロゴの作成に使用しているillustratorは年に数回安くなる時期を見計らって年契約プランを購入し続けています。

職場では触れない日はないイラレも、自宅では自分の原稿の表紙にしか使っていないのですが、こうしている間にもアドビへ金を払い続けているという事実に胸が痛いです。

デジタル派にもアナログ画材をおすすめしたい理由

最近は画材を使う機会が少なく、もっぱらデジタルで絵を描く方も多いと思いますが、そんな方にももっと画材に触れてほしい、と常々思っています。

最近のデジタルの発達は目まぐるしく、デジタルでもアナログと見紛うような表現が出来るようになりました。
しかし、それを扱う描き手サイドがアナログの表現を知っていないことにはデジタルでの再現も難しいと考えています。



私のお気に入り画材

ここで私の推し画材を紹介します。
簡単&ベタなことしか書いてないので読み飛ばしてもOKです!

コピック

用紙:マルマン スケッチブック
使用画材:コピック、色鉛筆、修正液

小学校で使う色鉛筆や水彩絵の具の他に、初めて「画材」として集め始めたのがコピックスケッチでした。
発色が鮮やかで塗りを重ねることでグラデーションも綺麗に出来るし、今もたくさんの方に愛されている画材です。
最近はアルコールマーカーも100均で入手できますね。
私も何本か買いましたが、混色が難しいのとペン先?が太くて細かい部分が塗りにくくてあまり使ってません…


カラーインク

用紙:マルマン ルーズリーフミニ(画用紙)
よく迷うので作った肌色メモ。

コピックの後にハマったのがこの画材でした。
主に塗りはドクターマーチン、主線は耐水性のあるホルベインドローイングインクを使っています。
水多めで濃度を薄くしてもちゃんと発色して、質感がなめらかなのがお気に入りです。

色鉛筆

用紙:マルマン スケッチブック
使用画材:パステル、色鉛筆、修正液

アナログ絵は基本的に上記3種を組み合わせて仕上げています。
色鉛筆は特に濃くしたい部分(影の濃い部分、たまに主線)に用いたりしているのですが、これ単体でも素朴でいい感じですよね。
よく考えたらデジタルで水彩風、カラーペン風に塗ることは出来ても、色鉛筆のように塗るのってどうするんでしょう?
テクスチャなどで簡単に再現できたりするんでしょうか。



アナログ原稿民が利用している印刷所紹介


最後にアナログを愛する皆さんへ、最近はアナログ原稿は受け付けてくれなかったり、追加料金がかかったりする印刷所も多くあるなかで、追加料金がかからない・人気の印刷所さんをピックアップしてみました。

株式会社 栄光 様

これまで手にした同人誌のアナログ原稿で作ってる(であろう)方の奥付によく記載されてる印刷所さん。
 これだけで信頼感めちゃくちゃある…! 

株式会社 緑陽社 様

同人誌印刷の他にグッズ制作でも活躍されている印刷所さん。特殊装丁に自信アリ!
 装丁コンテスト「本フェチ大賞」は見てるだけで楽しめます。
 

有限会社 金沢印刷 様

スキャニングの様子が覗けるページが面白い。

特設ページからアナログ原稿民もウェルカムな熱意が感じられて、お願いしたくなりますね。


さいごに

さいとうなおき先生をはじめ、色んな作家さんも言っていますが「自分に合う画材」とは「どれに触れることで自分がワクワクするのか」を基準に選んだほうが長く愛せると思うので、愛せる画材を探しに旅に出ることをおすすめします。

以下、宣伝です。

趣味でBL漫画を描いています。BOOTHにて通販もしていますので興味があれば覗いてみてください。すぐにDLして読めるPDF版がおススメです。

―――― 次回参加イベント ――――
2023年4月2日 J.GARDEN53( 東京ビッグサイト西2ホール)
スペースナンバー は09b
2023年5月21日 関西コミティア67(インテックス大阪2号館)
スペースナンバー 未定


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