むしゃ焼き7:フォカッチャ編
はじめに
こんにちは、眸(ヒトミ)です。
普段発信している記事とはまったく違った読者層を獲得しているむしゃ焼き回です。
皆さんもむしゃくしゃしたら焼きましょう。
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あと2週間ほど2023年が終わってしまうので、いい加減野菜室に転がってる強力粉を消費してやらんと と思い、新たにドライイーストを買い足してこの時期にパンを作ることにしました。
あくまで「強力粉の消費」を念頭に、必要材料は極力少なくしたかったので今回はフォカッチャを作ります。
材料は以下。
パン作りにおいて、一番シビアなのはなんと言っても『温度』ですよね。
イーストが活発化する温度、十分に発酵させるために必要な温度、上手く水分を飛ばして焼き上げる温度……
特に冬場のパン作りは放っておいても発酵が進む夏場と違い、少し工夫が必要です。
というわけで就寝時に使ってる電気あんかの上で発酵を試みます。
毒マフィンが一時期有名になりましたが、野生のパン焼き人間の衛生観念はぶっ壊れているのでこのような環境でパン種を育てています。
もちろん自分で食べる分には問題ありませんが、手作りパンをプレゼントされた場合にはこんな環境で作られたパンかもしれないことを覚悟してください。
レシピに「水分量が多い」と記載されていたので予想はしていましたが、それ以上にベタベタした生地になりました。
こ、これって成功なの……?
この状態、なんか見たことある……
思い出した。
パン屋バイト時代、過発酵させて失敗した生地を廃棄する時にはこうして天板に流し込んで焼き上げることで捨てやすくするのですが、その状態にそっくり!
やってしまった……
テンションが下がったまま焼きあがったフォカッチャを切ってみると、わりと綺麗に気泡が入った断面が見えました。
味も薄い塩気とオリーブオイルの香りがいい感じ。
お前、実は成功してたのか……
そのままだとあまりに淡白な味なので、以前業務スーパーで購入したまぐろカクテルパテを付けて食べることにしました。
このパテ うっまああああああああ
おかげで酒が進む良い休日を過ごせました。
さいごに
ここまで読んでくれてありがとうございました。
久々にパン作りを経験してみて、パン作りの楽しさと発酵した生地の愛おしさを改めて実感しました。
例のマフィン屋さんが商品のことを「この子達」や「連れていく」と表現していることを訝しむ人を多く見ましたが、個人的にはなんら違和感は感じません。
焼成してふくらむ様子とか……やっぱ可愛いし。(それを差し引いてもプロがやっていいことではないと思いますけど)
放ったらかしてもできる料理やお菓子ももちろん魅力的ですが、自分の経験則や工夫如何で仕上がりが左右されるものもまた楽し、というお話でした。
それではこの辺で。
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まだまだ拙い動画ですが暇潰しにでも聞いてもらえると嬉しいです。
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