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優しさの灯火を求めて。


言葉は、人の心から紡がれる。
そうして、誰か──人の心へと流れて行く。
受取人の心の状態、環境、相手との関係性
様々により言葉の意味は色付けされて、当初の思いから変化することもままある。
99人が喜ぶ言葉でも、
1人が傷つく言葉になることだってある。
思いやりを持ちましょう、とか
言葉も暴力になる、とか
各々が世界を優しくしたくていろんなことを言っているけれど
どんなに慮っても(おもんぱかっても)
届かない時もある
言葉にさえならない思いもある

でも、そうなんだ。
だから、
伝わった時って、嬉しくて、奇跡で、たまらないんだ。
笑顔をかわせるって、当たり前じゃない。

だから大切に生きよう。
私も誰かの言葉に喜ぶことも憂うこともある。
だから、人間なのだ。

もしも不平不満が心に溜まっても、
絶対に、故意に悪意を直接ぶつけたりしたくない。
どんなに傷ついても、
傷を連鎖させたくない。
大切な相手だったなら落ち着いて言葉を選んで伝える。
人生で通り過ぎる相手なら、伝えずに通り過ぎよう。

当たり前だが、今まで一度も怒ったことがないわけではない。生きてきた蓄積が、私にそう思わせたのだ。
心の力は優しさに使いたい、と。

世界から、ひとつでもいい。
誹謗中傷、いじめ、DVなど、なくなってほしい。
群れをなす動物には、撲滅はできなくても
人間は考えられるから、表現を変えたり吐き出し方を変えることはきっとできる。……気づきを得られたなら。

どうか、神様。
平安を保てる生き方を、教えてください。
知恵と発想と  
勇気をください。




「心に優しい灯火を求めて」




YOKO
2023.12.05

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