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朝焼け空の撮影

私は夕焼け空を撮るのが好きで、午後になると雲行きが気になりはじめます。夕焼け空の撮影は、セッティングする時に太陽の位置が見えているので、沈むまでの軌跡を考えてカメラの画角設定ができるので悩みは少ない方だと思います。

しかし朝陽の場合は、顔を出してくれる方角をあらかじめ調べておかないと、カメラのセッテイングに迷ってしまいます。

日の出の時刻が近づいて空が白み始め、明るくなって来た方角へ慌てて位置修正する事も珍しくありません。そのために先日ご紹介した計算サイトやアプリなどで事前に準備をしておきます。

タイムラプス撮影の場合は、空が染まり始める前から撮影を始めなければいけないので、方角設定の事前準備はしっかり行うようにしています。

この写真は、茅ヶ崎のサザンビーチから江ノ島方向に朝陽が登るタイムラプス撮影時の1枚です。

この時に気を付けたのは、太陽の方位と雲を写す画角選びに加えて、三脚を立てる位置の選び方です。明るくなると浜辺を散歩したりジョギングしたりする人が現れて来ます。釣り人も少し増えます。

撮影中にカメラの前を横切る人を避けるために、波打ち際のギリギリまで近寄りますが、満ち潮で波が寄ってきて、1時間後に三脚が水没しても悲しいので、それらのバランスで程よい位置を選びます。

明るくなると釣り人がポイントを変える事も良くあります。釣り人は長靴を履いているので波打ち際平気で歩くので、波打ち際をギリギリで攻めてセッティングしても、ザクザクと横切るなんて事アルアルです!なので、左右を見渡して釣り人とは距離を確保しておきます。

最後に一番の痛恨ミスをご紹介しておきます。風景撮影には広角レンズを使う事が多いのですが、三脚にセッティングして動画やタイムラプスを撮影していて、朝焼け(夕焼けでも)が次第に染まっていき見事に空が紅く焼けてくると感動のあまり撮影中の画角に入り込んでしまう事があります。特にサブカメラでスナップショットを撮っていると、ついついやってしまいます。後の編集で苦労しちゃう失敗談アルアルです。一番写って欲しくないショットになりますので、皆さんはそんな事ないでしょうけど、ご注意下さい。

陽が昇ってからの海面のキラキラも美しいので、ついつい長居をする事もありますが、夏場は熱中症や冬場は冷え込みなど、綺麗な風景の撮影に夢中になり、体調管理が疎かにならないようにして、朝焼けの撮影をお楽しみください。

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