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福祉用具の価値は無限大!

先日たった一つの手すりでQOLが爆上がりした事をお話ししたいと思います。

ベットからの起き上がり・立ち上がりが出来なかった方がいました。ここ3ヶ月で急激にADLが落ちて、夜間にトイレへ行くのに間に合わず失禁を繰り返す・転倒を何回もしてしまう等の問題を訴えに地域包括支援センターへ家族の方が来られました。

相談を受けた包括では、それは大変だ! ということで馴染みの用具屋さんに依頼をし、ベット横の置き型手すりの設置をお願いしました。

その結果、ベットからの起き上がりのために手すりを掴み、その手すりを握りながら立ち上がりをする事が出来るようになりました!!

これにより転倒の回数も減り・トイレに間に合わず失禁することも減りました。

もちろん、用具を導入すれば全てが解決するわけでないですが、1つの用具で生活が大きく変わることを実感しました。

地域包括支援センターは介護保険の入口で様々な相談を受けます。申請者が何に困っているのかを聞き出し、緊急性に応じて必要な事を提案していくことが重要です。

地域包括支援センターの社会福祉士として、寄せられる相談に対して今後も真摯に向き合っていきます!

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