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声優 「田中敦子さん」逝去

2024/9/1 加筆

 私の下記の記事にスキをして頂いた方の記事から、声優の田中敦子さんが2024/8/20に逝去されていたことを知りました。

 田中敦子さんは、攻殻機動隊で「草薙素子」に声を吹き込んで頂け、「まさにこの人しかいない」というほどの適役でした。また近年では葬送のフリーレンでの「フランメ」も、落ち着きのある頭の良い女性を演じていました。

低めで艶やかな声色が特徴であり、頭の切れるスマートな女性、戦う強い女性役を多く演じている

Wikipediaから抜粋

 1年ほど闘病生活をされていたとのことで、2023年11月の舞台挨拶で下記のように話されていたようです(覚悟されていたのではと考えられます)。

 1995年公開の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』以降、『攻殻機動隊』シリーズでは主人公の草薙素子を演じていた。田中は、声優人生の中で思い出に残っている作品に『攻殻機動隊』を挙げている[12]ほか、共演するバトー役の大塚明夫トグサ役の山寺宏一とは親交があることをインタビューなどでよく話していた。
 2023年11月に『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』の舞台挨拶へ登壇した際は「(草薙素子は)30年以上声優という仕事をしてきている中でかけがいのない存在ですし、彼女がいなければ今ここにいないと思えるくらい大切なバディです」と語り「ここに立っていられるだけで心から幸せです。皆さん、攻殻機動隊は『最後の人間』で一旦結末を迎えるのかもしれません。でも、どうか忘れないでください。皆さんがネットにアクセスするとき、『攻殻機動隊』にアクセスするとき、私たちは、私は、いつでも皆さんの側にいます。どうか忘れないでください」と涙ぐみながら話した

Wikipediaから抜粋

 新しい役を演じて頂くことはできなくなってしまいましたが、過去作品を何度も観返そうと思います。

「貴方がネットにアクセスするとき、私は必ず貴方の傍にいる。」

「アニメ 攻殻機動隊 名言集」 講談社 から抜粋
イノセンス(2004年)より


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