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不完全な僕ら

事あるごとに君は言った。「恋をしたい。」と。

だから僕は勇気を出して言ってみたんだ。


大学生になったある日、僕らは初めてデートをした。どうしていいか分からない僕を気にすることなく君ははしゃぎ回った。どんくさい僕に呆れることなく君はずっと楽しそうに遊んでいたね。

その日から二人で出掛けることが増えた。おかげで自分の無力さを沢山感じた。君にできないことも沢山見つけた。

でも僕らはまだ学生だから。いろんな経験をして共に成長していこう。