腕時計からスマートウォッチへ

※ただの日記です。スマートウォッチの購入検討の為にネット検索し、此処へ辿り着かれた方がいらっしゃいましたら「何の役にも立たない、情報皆無である」という事を先に記載しておきますね✋

数個前の和暦時代に小学生だった私は、雑貨屋で買って貰った腕時計を使っていた。その当時、小学生が腕時計なんてまず誰もしていなかったけれど理由がある。

①何があっても遅刻だけは許さない親に育てられた
②視力が悪くて校庭から校舎の時計が見えなかった
③急かされるのが大嫌いで常に余裕を持っていたい

しかし中学生に上がった頃。
腕時計は校則で禁止されていて、見つかっては外す様に言われていたけれど、私は正直この校則が納得できずにもやもやしていた。

ファッションでつけている訳じゃないし、時間を守るための物なのにどうしていけないのか。確かに教室には必ず一つ時計があるし予鈴もあるけど、時計がない場所もあれば通学中は駅くらいしかないわけで。

それこそTMNetworkのseven days warで「ルールと正しさの意味わからないまま従えない」という歌詞がありますが正にそれだった。

親も「禁止されているんだから持っていくな」とは言わず、夏の半袖の期間はポケットに入れておきなさいと言った。
私の記憶が正しければ確かその当時に「じゃぁこれを使いなさい」と小さい懐中時計を買って貰ったけど、すぐに失くした様な気がするけどもう覚えていない…。

高校生になったら自由だ。
それまであんまり目立たない小さめ細目の腕時計を使っていたけれど、腕時計が学校での市民権を獲得したので、黒くてごっついCasioの防水を買って貰い、殆ど外す事がないくらいになり「こんな時くらい外しなさい!」と怒られたのは、夜中に体調が悪くなって救急へ連れていかれ緊急入院した時だけだった。

自分で稼ぐようになってからは防水に加え、電波ソーラーという最強オプション付きで最低でも3~4万はする腕時計じゃないと買わない様になったが、決して「沢山欲しい」コレクターではなく、気に入ったものを数年ずっと使う感じの腕時計大好き芸人となった。

そして遡る事、数年前。
テレビに映る芸能人や声優さんが腕に「あれ?この時計、以前〇〇さんもつけていたぞ?」と、四角く黒い腕時計をつけているのを頻繁に見かける様になった。
ベルトまでは覚えていなかったけれど、どこのブランドの物なんだろう?と思って検索しても見つからない。

そして知ったアップルウォッチという存在を…。

WindowsユーザーでありXPERIA大好き芸人である為、iPhoneの相棒を買った所で意味ない事は知ったけれど、長年腕時計を体の一部の如く付けて来た私にとっては興味の対象でしかなかった。

最初に買ったのはガーミンのリリーという女性向けデザイン。
これは失敗した、私には合わなかった。
いや私の検討不足であり時計が悪い訳では一切ない。

パソコンを触る時、勉強をする時、日記を書く時。
腕時計を外して手元に置時計として置くと、画面が消えてしまっていちいち触らないと時間が解らない。感度を良くしても腕時計を見るアクションをしたときに画面に時刻が表記されない場合もある。
これは大失敗である。

しかし「すげぇ便利だなコレ!」と思う事がいくつかあった。
万歩計を白衣に忍ばせて働いていたら取り出すのを忘れて洗濯機で洗ってしまった事があるけれど、腕時計ならそんな事まず起きない。
なんか色々私の身体の事をアプリと連動して教えてくれる、あんま使ってないけど。

そして時間守るの大好き芸人の私にとって一番嬉しい機能が、アプリと連動すると1日に何度もアラームを設定できる所だ。といっても10個くらいだったかな?

今まで一番使っていた時計では2~3個が限界だったし、バイブではなくアラーム音だから鳴ったらすぐ消さないといけないし、周囲に音が聴こえてしまう。
スマートウォッチだと何個も設定できてバイブで、これが非常に嬉しくて仕方がない機能だった。

だからリリーからガーミンの別モデルにチェンジ。
スマートウォッチではなく、アナログ時計にスマートウォッチ機能が付きました的な奴です名前忘れた。これが今一番のお気に入り。
黒背景に細い銀針だから正直ちょっと見えにくく、白背景だったらなぁーとは思ってるけど、リリーよりも私の性格に合っている。


まぁ、いつかもっともっと歳をとって、仕事をしなくなった時は、今よりも腕時計を外している時間がだんだん長くなって、必要なくなるのが楽しみであり、ちょと寂しい様な気もする、そんな話。




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