ピクミンと死

私のモットー？違うな、何かを考えるときの癖なんですが。
「備えておけば怖いものはない」という方針がある。

ジョジョ6部のプッチ神父が「（運命に対する）覚悟こそ幸福」と言っていたのを思い出す。
人はいずれ死に、形あるものはいつか失われるのだからそれを覚悟しておくことは決して杞憂ではなく生きていくうえで必要な事だと私は思う。
ただそれが希死念慮とならないようにするべきである。死を覚悟することと死を望むことは違う。

そんな刹那的な思想とは対極にいる私が何の話をしたいか、それはピクミンの話だ。

11月1日にリリースされたPikmin　bloom©（ナイアンテック）がとにかく楽しい。リリースされてから1日1万歩ペースで歩いている。ヤバい。

とにかくピクミンたちが健気なのがいい。
対価の謎の蜜をすすり、花を咲かせ、自分より大きい物体を協力して運ぶ。
歩いた道には花が咲き誇り、ピクミンたちが

「トッテキタヨ…」

とばかりに果物を抱えている。
誰だよ「人はいずれ死に、形あるものはいつか失われる」とか言ったやつ、しょうもねえな。

というわけで私はすごく健気な謎の生物に心を奪われるどころか、ヤバめの思想を破壊されてしまった。

これからは心を入れ替えて、ピクミンのように労働に従事して対価を仲間と分かち合い、私有財産など持たず皆が幸せに生きていけるように頑張っていこうと思います。きっとそうするべきなんだね。気づかせてくれてありがとう。ピクミン。