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意外と楽しかった!少数民族のテーマパーク【中国・雲南民族村】
2016/7/4投稿
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今回は昆明にある「雲南民族村」に行った時の話。[2016/6/8]
実はこの日、当初は世界遺産にもなっている「石林」に行く予定でした。が、残金が微妙に足りない。いや、行って帰ってくるだけのお金はあるんだけど本当に使い切ってしまう感じで、明日明後日の食料が買えなくなってしまうのです。中国はそろそろ1ヶ月ビザの期限が迫っているのもあり数日後には出国予定。このタイミングでお金を降ろすのがためらわれたのです。
ということで予定変更。けれども入場料がお高い石林に行かないとなると、かなりのお金が余ってしまうので、パーっと豪遊することに。
街をふらふらしてみたのですが、1日潰せる気がしませんでした…。どうしたものかと考えていると『地球の歩き方』に「雲南民族村」なるスポットが載っていたのを思い出しました。時刻は13時過ぎ。でも市バスで行くことができるみたいなので、そこまで遠くない。これは行ってみるしかないでしょう!
ということで着きました。「雲南民族村」。入場料90元(約1386円)
雲南省に住む25もの少数民族にフォーカスしたテーマパークです。なかにはいってみると「○○族の村」といったように、民族ごとにその集落が再現されています。伝統的な家屋があったり、宗教的シンボルがあったり…コンパニオンもそれぞれの民族衣装を着ているので、そういうのが好きな人は楽しめるかも。
(アチャン族の村)
(伝統的家屋の軒先にはトウモロコシが干されていた。)
私の印象は、東武ワールドスクエアとディズニーランドを足して2で割った感じ。中国語、英語パンフレットの他に、あまり約に立たない日本語パンフレットもありました。
(ドアン族)
(太鼓のパフォーマンス)
(タイ族の家には花がたくさん!)
(どこの民族の伝統衣装だったけか…忘れてしまった。わかる方いたら教えて!)
各村の近くにあるステージでは、何時間ごとかに、各民族の遊びや伝統的な行事を紹介する簡単なショーもやっています。朝からかなりのショーが行われていますが、結構時間が被ってるんですよね。私は昼過ぎから行ったので2つしか見れませんでした。
(確か、ジノー族(あるいはラフ族…かな?)。男女が手を繋いでステップを踏みながら竹をまたいでいく。竹は1組2本ずつ持って閉じたり開いたりしながらリズムをとる)
(ペー族の踊り)
ちなみに雲南民族村で紹介されている民族が一同に会するミュージカル的なショーも行われているのですが、お金の問題で見ることができませんでした…。(本当はこれも見たくて行ったのに、私の持ってる『地球の歩き方』が2012~2013年版で、どうやらそのころからプログラムが変わったらしく掲載されてる金額から値上がりしてて、お金払えなかった…)観劇とか割と好きだから残念。
そして、それぞれの村の運営は、どうやら、それぞれの族に任せられているっぽくて、やる気があるところとないところの差がヒドい!笑顔で挨拶してくれたり、ちゃんと客引きしてくるお土産屋さんがある村もある一方、まだまだ民族村の開園時間にも関わらず、17時頃にもう閉めちゃってる村もちらほらありました。
(このお姉ちゃんたちどこの民族だろう…)
(ぺー族の村にて。1つ10元とかなり高い。味は…通常よりさらに腐ったヨーグルトみたいな感じ)
(満州民族のお面)
こういうテーマパークって、エンターテイメント性を高めるためにデフォルメされた部分が多いので、実はあまり好きではないんです。でも各村にある家に飾られていた、彼らのリアルな生活、祭り、日常の写真を見ることができたから満足。あとはやっぱり民族衣装を着たお姉ちゃんたちがかわいい!目の保養にもなりました!
(タイ族のところにあったボート)
(たぶんワ族の村にあったやつ)
本当は本物の村を一つ一つ訪ねたいところだけど、こういう観光スポットで一気に知れるのもいいのかもしれないと思った1日でした。なんせ"まずは知ること"が大切ですから。
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