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ラオスパンの実力がハンパないという報告と青く美しいクァンシーの滝で泳いだ話【ラオス・ルアンパバーン】

2016/7/15投稿

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引き続き、ラオスのルアンパバーンで過ごした日々の話をつらつらと。[2016/6/14]

ルアンパバーンで泊まっていた宿は、バックパッカー宿にも関わらずなんと朝食付き!3種類のなかから選べましたが、それらのメニューに必ず入っている食パンが激ウマだったので、ご報告したいと思います。

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厚切りの食パンを軽くトーストしてバターを塗ってくれているのですが、パンがふわっふわなんです!ほのかに甘いパンの匂い。バターがじわ~っと染み込んだ程よい甘じょっぱさ。安宿の朝食でこのクオリティ!?と疑うほど、美味しいパンでした。

ところで、ラオス編最初の記事でも「サンドイッチがウマい」と申しましたが、ルアンパバーンで食べたそれも最高でした。そこら辺の露店で適当に買ってもかなり美味しいからすごいです!しかも安い!

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こんだけ、ぎっしりチキンを挟んでもらって、10000キープ(約132円)
東南アジアのウマいサンドイッチといえば、ベトナムのバインミーが有名ですが、個人的にはラオスのサンドイッチの方が薄味、素材を生かしたような作りで好きでした。例えば写真のサンドイッチは、ほんのり甘いフランスパンに塩コショウで味付けした蒸し鶏、キュウリ、トマト、レタスといったオーソドックスなスタイル。全部一緒に頬張ってもそれぞれがそれぞれの味の邪魔をしない完璧な組み合わせなんです。


いやーしかし、こんなにパンのことをアゲているのは恐らく人生で初めてです。だってパンってお腹にたまらないじゃないですか。だからあんまり好きじゃなかったんです。でもラオスではサンドイッチを食べたくて食べたくてしかたない日々が続いていました。さすがは元フランス領。ラオスパンの実力に、完全にひれ伏しました。


さて、この日はちょっと足を伸ばしてクァンシーの滝に行ってきました。ミニバン代往復35000キープ(約459円)、入場料20000キープ(約263円)

入場ゲートをくぐってすぐに滝が現れるのかと思いきや、なんと最初はクマの保護施設。かなりもったいぶった作りになってます。

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クマもそこそこに滝へを目指します。この日は同じ宿から参加した、日本人のAちゃん、タイ人のK君、そしてフアイサーイから一緒の韓国人Eちゃんとの4人行動。みんな私より5歳以上も若くて(K君に関してはまだ10代!)、山を登るスピードが早いこと早いこと。ゆるやかな上り坂のはずなのに必死についていきました。 まさかこんな楽しいショートトリップ中に己の衰えを感じざるを得ないとは…。


若干落ち込みつつ登っていましたが、滝が見えた瞬間、そんなことはどこかへ吹っ飛んでしまいました!いやきっと滝が下流へ流してくれたのでしょう!

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神秘的でどこか優しささえ感じるエメラルドグリーン。しなやかな滝の音、木々が風に揺れる音、鳥のさえずりがとても心地の良い場所です。


そして、「ラオスではアクティブに過ごす」とこの日の朝に決めたので、若者に交じって泳ぎました!世界一周中に"温泉に入るため"に十数年ぶりに買った水着を初おろし。自然の中で泳ぐのなんて何年ぶりだろう。水はまだまだ冷たかったけれども、本当に気持ちよかった!

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しかしながら、クァンシーの滝はこんなにもキレイな色をしているのに、なぜメコン川はあんなに真っ茶色なのでしょう。途中からの指し水じゃ浄化されないほどの土の量なのでしょうか。いや、きっと母なる川は、他の何色にも染まらないということなのかも。…母とは強くて、偉大な存在なのだから。

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