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人生で初めてストローでお粥を食べた…いや飲んだ。【中国・成都】
あなたはお粥を”飲んだこと”はあるか?
「…いやいや、お粥は”食べる”でしょ。あんた日本語間違ってるよ」
と思ったそこのあなた!私はお粥を飲んだ経験があるのだ。もちろん日本国内ではなく外国で。中国で、だ。
お粥って食べ物じゃなくて飲み物なのか?という概念の崩壊に苦しんだが、なかなか面白い経験だった。ずっと日本に住んでいたら、中国でこのお粥を売っているお店に出会わなければ、「お粥を飲む」という発想すら出てこなかったことだろう。食の楽しみ方は無限大だ。
お粥を飲んだときの感想に加え、今回の記事はローカル飯のオンパレードでお届けする。
2016/6/11投稿
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九寨溝・黄龍の観光を終えた私は、成都(せいと・チェンドゥー)まで移動することにしました。
ちなみに夜の九寨溝はこんな感じできらびやか。
さすがは一大観光地って感じですよね。この作られた感じがなんともいえなく微妙!…でも宿探しに事欠かないからやっぱりTHE観光地というところも好きです。
早朝6時。バスは成都に向けて出発します。
150元(約2441円)とお値段高めなだけあって、社内もキレイで、シートもゆったりのびのび! …とはいえ、日本の長距離バスよりは格段に安いのだけど。)
(ちょっと見づらいんですが、中国の大人気スターっぽい人の年越しライブ映像がずっと流れてた。ちなみに年越してから「蛍の光」を歌っていいたので文化の違いにビックリ。)
お昼休憩で食べた涼面。15元(約245円)
名前の通り冷たい麺です。注文するとおばちゃんがカップに麺やら何やらを盛り付けてくれます。最後に砂糖をひとさじかけているんだけど…安定の辛さです。
九寨溝から成都までの移動はだいたい9時間ほどかかりました。
成都に近づくにつれ、街には高層ビルが増え、車線は片側3車線に。車も人の数もどっと多くなって、ああ都会に来たな~!って感じ!!なぜだか安心してしまうのは、やはり東京で4年間も暮らしていたBIG City Girlの性なのでしょう。
成都で食べた初めての夜ご飯はこれ。12元(約196円)の鶏肉の脚の煮込みと野菜やらがついたご飯プレートです。
辛くない!そして、久々にお米を食べた気が!!
翌日。移動疲れが残っていたので、 この日は特に何もしないことに。
とはいえ、ここまでずっと早朝の移動が続いていたため朝早くに目が覚めてしまいました。
なので、宿の周りをプラプラして過ごすことに。
…と、お粥の路上販売を見つけたので買ってみることに。
八宝粥 2.5元(約41円)
…まさかのスムージースタイルで渡された…!生まれて初めてストローでお粥を食べる…いや飲んだよ!
これが、忙しい成都OLのOKAYUスタイルなのか…!?
ただ実のところ、ストローが太目なので飲みやすく、むしろ匙で食べるよりラクかもしれない。
お粥を飲みながらブログ書いたり、調べ物をしていたらいつの間にか昼過ぎになっていたので、今度は昼ごはんを食べるために宿の周りをプラプラ。
成都っ子に抜群の人気を誇っているっぽい店を発見!
青椒牛肉面 1玉。6元(約98円)
山椒が好きなので迷わずこれにしましたが…。辛い!辛すぎる…!本場の山椒は日本のものと違うようです!激ひりひりして唇の感覚がなくなります。
1玉じゃお腹一杯にならなかったけど、口の中はもうこれで充分だったと申しておりました。
しかし、胃の方は足りないと申しておりますので、辛くなさそうな何かを追加で食べることに。
運よく宿に戻る途中に、あべこうじっぽいお兄ちゃんが広告キャラクターになっている唐揚げ屋さんを見つけたので、ここで買うことに。 10元(約163円)
お店のお姉ちゃんに「味付けはどのパウダーがいい?」って聞かれたけど、全部辛そうなので遠慮しておきました。 ちなみに、何も追加で味付けしない"元々の味"のものは、中国語で「原味」というらしい。
(今回の内容と全く関係ないけど、成都の街で見つけた電話ボックス。中国の人もみんなスマホ持っているけど、公衆電話とか使う機会あるのかな?)
ところでこの日は初めてNHKラジオに出演し旅のレポートをさせていただいた日だったのですが、日本語でずっと話していたからか素敵な出会いもありまして。電話直後に話しかけてきたY君と、昨夜ご挨拶したWさんと宿のバーで夜ご飯を食べました。ひさびさに日本人と話して本当に嬉しかったのか、話が止まらなくなってしまいました。
ここまでノンストップで駆け抜ける旅をしてきたけど、こうやってブラブラ、ダラダラする1日もありなんだなと感じました。
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