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牛野家?小象寿司?タイで楽しむパチモンジャパニーズグルメ【タイ・バンコク】

2016/10/19投稿

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タイ北部へのショートトリップを終えてバンコクに戻ってきました。
食べることが大好き…もはや人生で一番楽しみにしているのは食べることだと思っている私、バンコクでは是非とも行ってみたいと思っていたところがありました。ということで、日本人向けの歓楽街・タニヤ通りまで行ってきました。[2016/7/18]

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(タニヤ通りはオトナなお店もたくさんあります。)

何があるのかといいますと、今回の記事のタイトル通りパチモングルメ。 良い言い方をするならば、パロディ…でしょうか?

日本の飲食チェーン店が多数進出し、気軽に純度100%の日本食を食べることができるバンコクですが、なんとタイでしか楽しめない日本食もあるのです!

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(同じ通りで見つけたおなじみのチェーン店)


タニヤ通りの最寄り駅はBTSのサラディーン(Sala Daeng)。今回紹介するお店があるのは実は、タニヤ通りの一本隣の通りです。

まずは1軒目!

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見てください。このオレンジ色の看板。丸い紋章…女性の皆さんはもしかしたらピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、あのお店をほうふつとさせますね。


そう、牛丼チェーン店の吉野家!

こちら、吉野家のパチモン牛野家さんです!!


もちろん、メニューも牛丼です。スタンダードな牛丼だけでなく、吉野家並みにいろんな種類が。たまご乗せもできれば、味噌汁も頼めます。

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(メニューも豊富で、お新香まで…本家並みの充実度!)


今回は牛丼をチョイス。一杯170バーツ(約496円)。お値段は本家本元に比べると若干高めです。

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(器も似てる…)

そして気になるお味は……まんま吉野家!!
柔らかいお肉、つゆが染みた玉ねぎ…あのちょっとしょっぱめの吉野家の牛丼を完全再現したかのようなクオリティ!普通に美味しい! なにより、かきこみながら食べれる幸せ……!


お客さんは日本人が多いのかと思いきや、地元の方も食べに来ているようです。私が食べていたときには30代くらいの男性と、40代くらいの男性が入店していましたが、ささっと食べてささっと出て行かれました。店内風景はタイでも日本でも変わらないみたい。ちなみに店員さんは簡単な日本語もしゃべることができました。…なんだかホッとするような空間だったなぁ。


続いて2軒目!お寿司屋さんなんですが…

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…え?こんな寿司屋見たことない?いえいえ。まずは、ひらがなに訳してみてください。


小象寿司


こぞうずし


小僧寿し

まさかの小僧寿しチェーン!!しかもパチモンのくせに、ちゃっかりタイ風に「小象寿司」とアレンジしているあたり、なんともいえない…!そしてキャラクターがゆるくてカワイイ!


こちらは本家本元とは違い、回転寿司方式のお店。時間制限ありの食べ放題もやっているようです。

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(食べ放題ルールの説明でちょっと笑いをとろうとしている感じが…たまらない)


もちろんアラカルトやセットメニューでも注文できます。私が頼んだのはこちら!

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意外とちゃんとしたクオリティのものがでてきた! 262バーツ(約764円)。

しかも、サーモンサラダと味噌汁付き。

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さてさて、気になるお味は…

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(わさびは苦手な人も多いのかサビ抜き)

うーん。シャリが硬い。握りすぎだ。…っていうか、なんかこれ酢めしじゃないぞ……。酸っぱいというより、ほのかに甘みを感じるシャリ……なんのフレーバーなんだろう?


小象寿司は、牛野家並みのクオリティではありませんでした。牛野家のクオリティが高すぎて期待してしまったけれど、日本でもちゃんとした寿司職人になるには相当な年数が必要だし、大手回転寿司チェーン店のオペレーションは相当なものだと考えると、小象寿司ではそれなりのクオリティになってしまうのは当たり前か…。


最後に番外編!
パーイで見つけたsukiyaki!まさかこんなところですき焼きに出会うとは!…でも写真は、明らかに私の知っているすき焼きではない…。

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ということで注文してみました。30バーツ(約88円)

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はるさめとチンゲン菜を卵と甘めのソイソースで炒めた食べ物でした。すき焼き要素はゼロといっていいでしょう。でも、これはこれで美味しかった。


番外編その2!
こちらもタニヤ通りではないのですが、タイ人の友人に連れて行ってもらったローカル寿司屋のお寿司もご紹介!

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日本食のファストフード店といった感じでしょうか。英語は通じないので、本当に地元の人が来るお店みたい。

ここの寿司のメニューが、日本人的にはかなり驚きで…ほら!

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日本にはないようなネタがたくさん!!


なかでも軍艦の具では、ワカメがとてもポピュラーみたいで、友達のタイ人のもそれが一番好きだと言っていました。他にもポケット状に切り開いた玉子にとびっこを詰めている寿司なんかも。

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(ワカメの軍艦。海藻は3色あったけど、無難に緑のワカメをチョイス)

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(これはクラゲ寿司)

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(たこやきもあったけど……8個のうち、タコ以外の具がほとんどだった。これはベーコン)


日本食がタイで独自の進化をしているんですね。でもやっぱり、外国の人には本物の寿司を食べてもらいたいなぁと思ってしまうのが日本人心。


そ・れ・に・し・て・も…あーそろそろ日本の寿司が食べたい!!

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