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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2024年7月の記事一覧

機織りの色を考え続けた日、エチオピアジャズのライブを色で感じた

草木染めと機織りに瞬く間に魅了され、自分の帯を織るというコースに申し込んだのが前回まで。 初めて染めて、初めて織った日 意気込んでオリエンテーションに臨んだその日は、草木染めの体験と帯の試し織りというメニューだった。 前回は豆桜を染めたけれど、2ヶ月経った今回は「枇杷の葉」。枇杷の実はオレンジだけど、葉はどんな色を出すのだろう? 用意していただいた染液は、こっくりした澄んだ赤色。これまた、ほぼ甘い香りが漂ってくる。 前回同様、真っ白な紬糸を浸して、泳がせて、絞って、

初めてのリーダーアルバムレコーディングを終えて

2024年、7/10、私がリーダーをつとめるジプシージャズバンド、Bistro Manoucheのレコーディングをしました! 忘れないうちに、その日の話、それまでの準備で何をしたか、今までの経験でやって良かったこと、メンバー間で話したことなどを記録がてら残したいと思います😌 準備期間 レコーディングをしたいなどと口にし始めたのはおそらく1年半前くらいだったと思います。 2023年末になり、来年春くらいにレコーディングをしたい、する、と話し、どんな曲を入れるか、どんなサ

¥300

ケルンコンサートのキースの胸のうち

ジャズ屈指の全編ソロピアノ即興ライブアルバム、キース・ジャレットによる”The Koln Concert”(1975年1月24日収録)から50周年を迎えるにあたって同アルバムに関する幾つかのプロジェクトが進行している。 先ず、撮影が完了して近日中に公開予定とされている本作に纏わる、当時17歳の女性興行主、ベラブランデスを主役とするドキュメンタリー映画、”The Girl From Köln”の制作がドイツで進行中。 次に、本作において重要な役割を果たした、あの状態の悪いピ

<昭和レトロ>最高のレコード体験を味わえる不朽のジャズ名作4選

みなさんはかつてレコードを買って聴いた世代でしょうか。それとも、これまでレコードとは縁がない世代でしょうか。 レコードというのは盤面の溝に音楽の振動が刻まれていて、そこにレコード針の先端が接触することで振動を発生させます。その振動はカートリッジで電気信号へと変換され、さらにアンプがその信号を増幅させることでスピーカーから音楽が流れるというメカニズム。2000年以降のデジタル時代にうまれた人々にとっては何とも不思議な仕組みかも。古き良き昭和にはプレーヤーでレコードを楽しむ光景

【音楽バトン】Finding My Roots -竹富島を訪れてみたい-|音楽と文:玉盛邦則@石垣島|石垣島の奏で vol.6

大好きで素敵なベーシスト、國分広年さんよりありがたくバトンをお受けしました。 みなさま、はじめまして。 トランペットを演奏しております。「KUNI」こと玉盛邦則です。 どうぞよろしくお願いします。 國分さん、月刊まーる さんとの素敵なご縁に感謝です。 少し長いですがお付き合いください。 -八重山は石垣島へ居を移して、早いもので今年2024年、11年目の年に入りました。 思い起こせば大きなターニングポイントは、2012年3月、サポートとして参加した、ハナレグミの「TOU

ホテルをJazzでジャックする -2024 Spring-

ステーションホテル小倉の宿泊者専用ラウンジがオープンしました。 この専用ラウンジではアナログレコードで本物のJazzを楽しんでもらうというコンセプトで空間演出を行いました。 ただアナログのレコードを置く…に止まらずよりJazzに親しんでもらうために選んだキュレーターはNYで活躍するJazz Pianistの海野雅威氏。 海野さんが季節ごとに聞いて欲しいレコードを選び、このステーションホテル小倉をJazzでJackしていきます。 2024 Spring Selectio