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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2024年2月の記事一覧

ジャズサックスレッスンレビューNo.02

本日もジャズサックスレッスンレビューです。 先日行ったレッスンをご紹介します。 レッスン歴3年、40代女性。 コロナ禍あたりから通っていただいてる女性の生徒さんで、サックス歴は学生時代から吹奏楽部ではじめたので、途中ブランクはありますが、トータルで15年ほど。 ある時にジャズに興味を持ち、アドリブをしっかり学びたいと思いユッティ先生レッスンへお越し頂きました。 レッスンの頻度は月2回、1回のレッスン時間は90分なので、かなりガッツリやってます。 この生徒さんはフルート

ジャズミュージシャンの絵を1000人描いて気づいた事

描いた枚数1117枚。 なぜ、こんな事を始めてしまったのだろう… そんな事を愚痴りながら淡々と描き続けた 僕の約1年2ヶ月の中で。気づいた事を書こうと思います。 1・飽き  まず第一に飽きる!  当然だが、1000人もの人物を描くのは飽きる… もともと、僕は飽き性で何事も続かない方。 これは好きな「絵を描く」と言う行為にも該当した。 1000人ともなると、大体1日3人描くと、約一年で描き切れる計算になる。 だが! 絵を描いてる人なら分かると思うが、これが難しい…

意識の置き場所

曲を作っている時も演奏をしている時もその瞬間にいろいろなことが起こる。自分の内側でも外側でも。 そのいろいろに振り回されて、本質から大きくズレた結果になるという経験を私はたくさん積んできた。 「今を生きる」という考え方を大切に、と思いながらも過去や未来、他人の心の中について思いを巡らし「過去を生き」「未来を生き」てしまう自分をとても残念に思い、でもそこから脱出することがなかなか出来ない自分がいた。 音楽は、作り演奏する人に対して聴く人がいる、ということで「他人の気持ち」

プーマブルーの心地よい深み

古いジャズについてばかり書いていたのでたまには、現在進行形なものを 。 今活躍している若い男性ボーカルで一番好きなプーマブルーの、昨年2023年リリースの『Holy Waters』を紹介します。もうすぐ来日だしね。東京も大阪もチケットはすでにソールドアウトらしいですが。祝。 プーマブルーことジェイコブ・アレンはカテゴリー分けの難しい人。ロンドンのシーンから出てきた人だけど、ジャズ色は割と控えめだし、個性的な発声だし(デビュー当時はチェットベイカーに例えられたりもしてたけど

7インチ盤専門店雑記473「クリフォード・ブラウン」

最近またクリフォード・ブラウンをよく聴いています。実にスムーズでやたらとタイム感のいい人といった印象のトランぺッターですが、本当に天才だったんでしょうね。ある意味、マイルスよりも上手いなと思っています。スムーズ過ぎて、緊張感がマイルスほどないかもしれませんから、その分聴き流してしまいがちです。同じアルバムを繰り返し聴くことが多いのはその辺が理由でしょうか。 最近よく聴いているのは、「スタディ・イン・ブラウン」、…これはジャズを聴き始めた頃から好きでしたから、一時ジャズにハマ

ボクの親父が聴いている洒落たジャズを聴いてみたいなぁ~~と思う方はいますか🎷🎺🎹🎶🎶

ボクの親父はジャズのレコードやCDをたくさん持っていて、いつも家でジャズが流れているんだ🎶🎶ボクみたいな音痴で音楽のことをまったく知らない人間が聴いても、親父が流しているジャズは「とにかくお洒落」なんだ。 って、いうかボクの親父が音楽のセンスがあるのではなく、ジャズという音楽が「そもそもお洒落」なのかもしれないのかなぁ?💦💦 なんだか、ボクは虚言癖があるのかもしれない、、、、 そうだったら、すいません🙇💦💦 それでも親父が流している音楽を聴いてみたい方は、以下に動画を貼付

【台湾のジャズライブ】詹宗霖トリオ

2024年2月、台北のワインセラーPurewineでピアノトリオの演奏がありました。このメンバーは3人とも20代ですが、その実力はこれまでの演奏で十分分かっていたのと、この3人がトリオとしてライブを行なうのは初めてだったので、とても期待して聴きに行きました。 この3人の演奏は、別の場所で個別に聴いたことはありました。特にSapphoでのジャムセッションの常連で演奏していたので、そこで実力を認め合ってこのトリオになったのでしょう。 そんな3人の演奏でしたが、とても素晴らしかっ

Jazzのリズムって何だろう? 詳細解説:リズムとタイムとパルスとグルーヴ

こんにちは。コントラバス弾き 佐清(スケキヨ)です。 今回はYouTube動画で取り上げた「Jazzのリズムって何だろう?」についてより詳しく「リズムとタイムとパルスとグルーヴ」まで掘り下げて記したいと思います。 この議論,目に見えない音を扱う&人によってまちまちな意見があるので異論・反論が出るかもしれないんですが,まぁ誰も注目してないだろうということでしれっとやってみたいと思います。 小節の成り立ち何の曲でも良いので譜面を開いてみると,譜面の一番最初に「♩=120」とか

神棚の上のチャーリーパーカー

時折、無性にチャーリー・パーカーが聴きたくなる。ということは、そうです、つまりは日常的にはあまり聴いていないということです。パーカーは普段は神棚に祀りっぱなしですが、時々神棚から下ろしてきては、ありがたくパーカー様の演奏に浸るのであります(大げさ)。 日常的には穏やかなジャズや、ほのぼのハッピーなジャズなど、リラックスできるものを聴くことが多いので、そういうジャズばかり続けて聴いていると、たまには緊張感のあるパーカーが聴きたくなってくるのです。 じゃあ別にパーカーじゃなく

Alfie (課題曲)

サムネ写真は数日前に降った雪の後、NYの2月はここの所数回雪❄️が降ってます!今日は風が強くて冷たかったなぁ🧊 次回のオンライン・ジャズ・クラスの課題曲です! 次回のクラスはもう3月なのですね!なんて速いの! クラス受講者の方のリクエスト曲です。 私は普段歌っていない曲なので、日々研究しております!😅 いやぁ、良い曲ですよね!たくさんのお薦め音源を聴き比べるのも、とても良い時間でした。気がついたら2つの動画で涙😭してました。 先ずはこちらが楽譜です。 Alfie Mus

自由で豊かな生き方のヒントが詰まった 即興演奏の祭典”Dharma Jazz Fes”を開催します!

こんにちは、サックス奏者の木村広人(きむらひろと)です。 Dharma代表の福川淳と共に、2024年3月14日(木)に渋谷の伝承ホールで日本の即興演奏家が集う第2回Dharma Jazz Fesを開催します! 多くの方に即興演奏の美しさ面白さ、そこに秘められた自由で豊かに生きる哲学を体験してもらえるDharma Jazz Fes、その魅力をお伝えするために長い長いnoteを作りました。ぜひ最後までお付き合いください。 即興音楽の祭典 Dharma Jazz FesDhar

マイルスの静謐な美

ジャズの大名盤マイルス・デイビス『カインド・オブ・ブルー』。私も大好きな一枚です。なにより一曲目の「ソー・ホワット」のカッコ良さといったらありません。その他のミディアムテンポの曲ももちろんいいですね。 しかしこのアルバムに2曲収録されているスローナンバー「ブルー・イン・グリーン」と「フラメンコ・スケッチズ」が何ともいえず好きだ、という方も世界中に大勢みえるのではないでしょうか?私もその一人です。 ゆったりとしたテンポで音数少なく奏でられるジャズジャイアンツ達のソロ。品良く

2023年に見つけてよく聴いてた曲紹介する

はじめにボカロPバンドマンのN●ileです。2023年に発見して好きだった曲いくつか紹介します。空き時間に書くので内容にそこまで踏み込めてないのは申し訳ない。あくまで個人的な紹介ということで悪しからず。 1 Galileo Galilei/あそぼ  一発目は私の一番好きなバンドの新譜から。令和になってYah Yah Yahの後続を聴けるなんて思わなかった。音像としては今のGalileo Galileiなのに歌詞が昔からの尾崎雄貴のアメリカ純文学的な言葉遣いなの素敵ね。

サッチモのホット5&7が本当に最高

Louis Armstrong 『Hot Five & Seven』 ジャズ評論家の油井正一さんが「サッチモのすごさというのは、1週間くらいずっとサッチモをどっぷりと聴いているとわかるようになる」といってみえたそうです。 私も実は偶然ですがこの4枚組CDを一週間程聴きこんでルイアームストロングの魅力にガツーンとやられたのです。そういうパッと聴きではハマらなくても、しばらくの時間、大名盤を聴き込んでみるのって案外大事なことかもな、と思います。 サブスク時代はパッと聴きが多