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【SEO】Googleポリシーオフィスアワー 2022年03月24日・検索関連質問まとめ

どうも、ひらのゆうきです。(@enterrocken)です。
今日は3月24日に行われた、Googleポリシーオフィスアワーでの検索関連質問を紹介していきます。

01:検索関連の質問

コンテンツ量の少ないカテゴリ一覧ページを noindex にすべき?

Q.求人サイトを運営している。「東京都のITコンサルの求人一覧」など、職種や地方によって1,2件しか求人が存在しない一覧ページも多々存在する。
そうしたコンテンツ量の少ないコンテンツは「クロール済み – インデックス未登録」に分類されることが多く、低品質だと認識されているのでは。
noindexにしておくのが有効なのか。

A.noindexにするのが有効だとは思わない。ページ単体ではなく、サイト全体の品質を見直すのが良いのではないか。


「事実上のペナルティ」の対処法

Q.「検出ーインデックス未登録」ばかりになったサイトは事実上のペナルティを受けており、真っ新なサイトに比べてマイナスのポジションにいると認識している。
過去記事の品質を見直したり、サイトマップを送信しても効果がない印象を持っている。
どうやったらプラスに回復できるのか。真っ新なサイトを作り直した方がいいのか。

A.事実上のペナルティではない。事実上のペナルティというものはなく、ペナルティの場合はガイドライン違反に基づいて手動、または自動でランキングの調整を行なっている。
そのため、技術的な問題や品質を見直すのが良いと思う。
もらったURLを見ると、サイトが新しい、また低品質コンテンツが多いように思われた。

画像を中心としたサイトのSEO

Q.海外を中心に活躍しているアーティストのサイトを運営している。テキストを最小限にして、画像中心にしているため、日本語の指名検索で2ページ目以降に表示され、上位獲得できない。
トップレベルドメインを分けた多言語対応は検討しているが、それ以外で考えられるSEO施策を聞きたい。
ナレッジパネルは設置している。

A.hreflangをはじめとしたGoogle推奨の多言語対応や、日本語のページに英語が入るなど、対応が不十分に見られた。
サイト内にテキストがないと関連性を認識できず、上位表示されずらい。hreflang属性やAltテキストなど。Googleが推奨する言語対応がなされていないので対応できると良い。
画像検索に関するSEO対策


robots.txt のdisallowの動き

Q.以前の質問でdisallowに関して、「robots.txtでクロールを拒否しているUR Lでも、自分とは異なる外部のドメインサイトにURLが貼ってあった場合、クロールされるのか?」という質問に「クロールされない」という回答だった。
ただ、検索セントラル上の記述では、「ブロック対象のURLがウェブ上の他の場所からリンクされている場合、そのURLを検出してインデックスに登録する可能性はあります」とある。
この記述を見ると、以前いただいた回答とは違うのではないか。

A.検索の仕組みは4ステップある。まずはURLの発見。その次に情報を取得する、つまり「クロール」。次にサイト上にクロールした情報を掲載する、これが「インデックス」、最後にインデックスした情報の発信。
このプロセスに準拠すると、クロールとインデックスの役割は違う。
disallowはクロールを拒否するが、インデックスを拒否する訳ではない。外部サイトにリンクが貼られた場合、クロールはされないが、URLだけでインデックスされる可能性がある。


ユーザーが探している検索結果を返していない

Q.企業系wikiサイトが問題になっていたように、ユーザーが求める検索結果を返せていないように感じる。
独自性のあるコンテンツや閲覧者が求める記事を書いても下位表示されてしまう。
フィードバックは何度も送りましたが対応されておりません。

A.検索表示のアルゴリズムに関して、対応コメントできない。またGoogle Japanだけで対応に踏み切ることも難しい。


検索結果で上位表示されない

Q. 記事数は少ないがオリジナル性の高いコンテンツを書いてもなかなか上位表示されないのは専門性が低いと判断されているのか。

A.記事数が少ないからといって専門性が低いとみなされるわけではない。記事を読んでも何かの専門家であることが判別できなかった。
より多くの方に専門家だと認識してもらうために、引用や専門家としての活動が、客観的な根拠を持ってわかるようにしておくとよい。
Googleのアルゴリズムはテキスト情報だけで専門性を判断しているわけではない。ユーザーの動きを見て専門性を判断することも多い。


Googlebotはクリックイベントを認識するか

Q. JavaScriptのクリックイベントによりcssのdisplay noneを解除するコンテンツはGoogleの評価対象となるのか。
また、HTML上に記述をしている要素はJSを通じて表示されたときに初めて評価されるのか。

A.解除するコンテンツ自体に対しては評価しない。ただ隠れているコンテンツのHTML要素は評価に入る場合が多い。
基本的にはSearchConsoleのURL検査ツールを用いてレンダリングされているのか調査してもらいたい。
JavaScriptの基本に関して


ページエクスペリエンスアップデート・CrUX

Q. CoreWebVitalsのCLS / LCP / FID は、実ユーザーの、フィールドデータを元に計算していると認識している。モバイルの場合、Chromeブラウザの他に、Androidアプリ内のWebViewもCrUXの対象に含まれるのか。(Gmailアプリやtwitter経由でWebサイトを訪問する場合など)

A.含まれない。
ただし、カスタムタブなどで実装している場合は対象になる場合もある。


AMP の GA4 サポート

Q. ユニバーサルアナリティクスが終了を予定している中、GA4はAMP非対応であるがどうしたらよいか

A.GitHubにはAMPのGA4サポートに関するイシューが立てられているが、現在のところはアナウンスできることはないが、今後あるかもしれない


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