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UXリサーチ知見まとめ

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UXリサーチの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/page…
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#私の仕事

UXリサーチを柔軟に再設計したことで、プロダクトを爆速改善した話

この記事はリクルート プロダクトデザイン室 アドベントカレンダー 2023の 6日目です。 こんにちは、プロダクトデザイン室の飯野です! みなさんリサーチは好きですか? 僕はリクルートに中途入社してからUXリサーチに携わるようになり、その面白さにハマってます。問題の解像度をあげて理解を深めたり、予想外のユーザーの意見から視野を広げられる経験は、とっても楽しいです。 一方で、リサーチは気づきを得た上で、その後のプロダクト改善を達成することまでを目的と捉えることが重要だとも

特別なスキルは不要!ユーザーインタビューをスムーズに行うための事前対策

自己紹介こんにちは。私はGO株式会社でタクシーアプリ『GO』のユーザーリサーチを担当している井立と申します。現在、プロダクトマネジメント本部データインテリジェンス部に所属し、マーケットリサーチ、UXリサーチを担当しています。 定量調査・定性調査を組み合わせながら、プロダクト改善や顧客戦略策定を支援をするのが主な業務です。 150人へのインタビュー経験を、何かに役立てたい2020年9月にタクシーアプリ『GO』がスタートし、コツコツとユーザーインタビュー(デプスインタビュー)を

速を出すUXリサーチ(社内リサーチ編)

こんにちは、GMOペパボ株式会社でデザインとUXリサーチをしている うえだです。 これまでホスティングサービスのデザインを主に担ってきましたが、今年に入ってからUXリサーチが組織的に求められる機運が高まってきました 🙌 業務でリサーチに着手しながら、いろんな壁にぶつかっています。そのうちの一つがスピード感。 「リサーチって時間かかるんでしょう」という認識は、誰もが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。「効果があるのは分かるけど、時間がかかるのはねぇ…」というのは私も

タクシーアプリ「GO」のユーザビリティテストを手作りしたら、超大変だったけどめっちゃ楽しかった話をします

これは Mobility Technologies Advent Calendar 2022の23日目の記事です。 本企画は弊社社員の個々の活動による記事であり、会社の公式見解とは異なる場合があります。 自己紹介Mobility TechnologiesでタクシーアプリGOのユーザーリサーチを担当している井立です。私はプロダクトマネジメント本部アナリシスグループに所属し、マーケットリサーチ、UXリサーチを担当しています。 定量調査・定性調査を組み合わせながら、プロダクト改善

UXリサーチに役立つ文化人類学的思考

よく「文化人類学を専攻していたことが、UXリサーチの仕事に役立っていますか?」というご質問をいただきます。今日は私なりに感じていることを書いてみたいと思います。 文化人類学へ至った背景まず私のバックグラウンドからお話したいと思います。私の出身校ICUはリベラルアーツ教育で、幅広く授業をとった上で3年次から専攻を選ぶことができます。入学当初は国際関係学や開発学を学び、国連やNGOなどで途上国開発に携わる仕事がしたいと思っていました。ただ、教室で授業を受けているだけではピンとこ

ゼロからはじめるユーザーインタビュー

Makuakeでプロダクトオーナーをしているなみこといいます。 今年の6月から定期的にユーザーインタビューを行い、ユーザーの実態調査やユーザビリティテストをしています。 この記事では、ユーザーインタビューの設計、実施、分析をどのように考えているかご紹介します。 インタビュー設計1:目的を決めるなぜユーザーインタビューをするのか、目的や背景を整理します。 インタビューをする必要があるのか考え、インタビューした後の活用イメージを言語化します。あらかじめ仮説をもっておくと、のち