マガジンのカバー画像

コミュニケーションデザイン知見まとめ

85
コミュニケーションデザイン・イラスト・リブランディングなどの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talen… もっと読む
運営しているクリエイター

#キャリア

デザイナーの働き方を考える | ビジネスの言葉の向こうにある生々しい課題とデザインにできること

デザイナーを取り巻く環境は日々変化し、働き方の選択肢も増えています。その中で、自身の働き方や今後のキャリアに迷いや不安を感じている方も多いことでしょう。社外識者の方とSmartHRの対談を通じて、これからのデザイナーの働き方を考える企画。今回は、企業と伴走し、活動を支えるデザイン会社・株式会社コンセントの大﨑優さんにお話を聞きました。 組織デザインにまつわる課題感関口裕(以下、関口):まずは簡単にそれぞれの自己紹介を。 大﨑優(以下:大﨑):私は株式会社コンセントというデ

デザイナーは「営業」をどう考えるか

「営業」という言葉が好きなデザイナーは少ない。 ひとつは単純な誤解です。「営業さん」はビジネススーツを身にまとい、お客様に頭を下げて何かを売る人。デザイナーは何かをつくり出す一方、「営業さん」は何もつくらない。そんな、古典的かつステレオタイプな「営業さん」像にまどわされて、本質が身に入ってこない。興味がわかない。自分とは関係ないものだと思ってしまう。 デザイナーからは「私は人見知りなので、営業みたいなことはできない」とキッパリと言われたこともあります。「数字が苦手だからデ

成長のために「デザイン中毒」を手なづける

デザインの作業は楽しい。あっという間に過ぎていく。1時間、1日、1週間、1ヶ月、1年。そして、10年がいつの間にか過ぎている。 私のキャリアの最初の約10年は、ビジュアルコミュニケーションのデザイナーでした。その10年間ずっと、時間を忘れる「フロー状態」にあったように思います。 楽しかったのと同時に、時間の使い方としては後悔もしています。約10年間、目の前のデザインの仕事だけに没頭したので、30歳をすぎてもいわゆる「ビジネス」の知識や感覚に乏しかった。目の前のデザインのみ

デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト第6弾~調査報告書「日本・台湾・韓国でデザイナーとしてどう生きるか、デザイナーとどう生きるか」公開

■「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」とは?パーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬野尾 裕、以下パーソルキャリア)の全社横断デザイン統括組織「NUTION(ニューション)」では、昨年度からデザイナーの活躍するフィールドを広げ、よりよいキャリア形成を後押しするため、「デザイナーのキャリアオーナーシップ探索プロジェクト」を開始しております。これまでに「高度デザイン人材」に焦点を当てたレポートの作成(調査報告書01、調査報告書02)や、