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コミュニケーションデザイン知見まとめ

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コミュニケーションデザイン・イラスト・リブランディングなどの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talen… もっと読む
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#ブランディング

コミュニケーションデザイナーを定義してみた

Ubieのコミュニケーションデザイナーとは私は、コミュニケーションデザイナーとしてUbie に入社しました。 コミュニケーションデザイナーって、なんなんでしょうか。 感覚値でいうと、コミュニケーションデザイナーが採用などで扱われ始めたのはここ10年未満くらいかと思います。デザイナーといえばCGデザイナーなどのイメージが強く、どちらかといえばUI/UXデザイナーなどの誕生とともに、それ以外のデザイナーと区分するために生まれ認知されてきたのではないか?、という気がしています。

サマーインターン2023制作の裏側を大公開!

みなさん、初めまして🌊 DeNAデザイン本部マーケティングデザイン部のジョンと武藤です! 本記事では、2023年8月19日(土) 〜 8月22日(火)にかけて開催されたデザイナー向けサマーインターン2023の裏側を、その中でも私たちマーケティングデザイナーが担当した「ビジュアルデザイン」にフォーカスしてご紹介します。DeNAのマーケティングデザイナーの実際の働き方の一例として、参考になれば嬉しいです!✨ この記事は次の方に特に参考になる内容になっています! 🎨グラフィック

インハウスでやり切ったLINEヤフーコーポレートロゴ制作のプロセスとは

こんにちは、LINEヤフーDesign公式note編集部です。 この記事では、2023年10月にお披露目となったLINEヤフー株式会社のコーポレートロゴならびにブランドデザインについて、どのようにプロジェクトが進行されたのかといった制作プロセスや背景にある思想、コンセプトなどについてご説明します。 プロジェクト概要新会社のブランディングプロジェクトは、2023年4月のキックオフから10月のリリースまで、約半年に渡って進行され、同年6月に行われた経営層向けのデザイン提案を経て

「体験」を意識して、グラフィックデザインの可能性が広がった

「マネーフォワード デザインアドベントカレンダー2023」、18日目はCI推進室 BXデザインチームのてらおがお送りします。 グラフィックデザイナーとしてキャリアを重ねたのち、マネーフォワードに入社してついに3年目!Brand Experienceを冠したBXデザイナーとして活動し続けて、今では当たり前の様に"体験"を意識してグラフィックデザインと向き合っています。 マネーフォワードで自分や仲間が今まで取り組んできたプロジェクトを振り返ってみると ”グラフィックデザイン

ヤッホー流クリエイティブに学ぶ、心も醸すブランド作りとファンコミュニケーション

Font College Open Campusは、フォントの魅力をいろいろな角度から体感していただくために、デザインからブランディングまで幅広いテーマで、様々なジャンルのゲストをお招きし、不定期に開催している無料公開講座です。 今回の講師は、ビールを製造・販売する株式会社ヤッホーブルーイングより、ブランド戦略ユニット エキスパートの本田敏也氏をお招きしました。醸造系クラフトドリンク「正気のサタン」のコンセプトづくりと、そこからデザインに落とし込むプロセスに至るまで、ヤッホー

新CI/VIでフルリニューアルした、Gaudiyブース/ノベルティ制作の裏側

株式会社Gaudiyは、2023年12月2日〜3日に開催された「Spectrum Tokyo Festival 2023」にスポンサーとして参加し、ブースを出展しました。Gaudiyとしては10月にブランドリニューアルをして以来、初のブース出展です🙌 前回出展したデザインイベントとしては、2023年9月の「大デザナレ展」がありましたが、この度のリブランディングを経て、ビジュアルを刷新。 今回は、このブース、そしてブースで提供したノベルティがどのように誕生したのか。そして今

「らしさ」を言葉で語らない――ゆめみがコーポレートフォントをつくった理由(前編)

ゆめみは20周年を迎えるにあたり、リブランディングを行いました。そこでブランドのアイデンティティを象徴するロゴの見直しが行われたことを契機に、独自のフォントの開発に至ります。クライアントワークを中心に展開する企業として、なぜ独自フォントの開発に踏み切ったのか。今回のプロジェクトをリードしたゆめみのブランディングチームに所属するお二人にお話を伺いました。 asakoさん 2019年 株式会社ゆめみに中途入社。UIデザイナー・アートディレクターとしてクライアントワークを担当しな

二人の若手が鬼のように厳しいフィードバックを受けながら「UUUM」の新しいブランドデザインを練り上げた軌跡

「想いの熱量でセカイを切り拓く」ーー。そんな新たな企業理念を掲げ、コーポレートサイトやロゴを一新したUUUM。生まれ変わるUUUMの象徴となるコーポレートアイデンティティ刷新を手がけたのが、B&Hの2人の若手でした。プロジェクトマネージャー兼ディレクターとしてプロジェクトを導いた伊藤澪奈子さんと、今回アートディレクターを初めて担当した長尾佳歩さんに、その舞台裏とデザインの背景にある哲学について伺いました。 ブランド全体を見渡しながら、デザインを思考していくー UUUMさんの

toBとtoCから、もう一度toBで、コミュニケーションデザインを考える。

こんにちは!デザイナーの住岡です。 現在、LayerXでバクラクのコミュニケーションデザインを担当しています。今年の4月に入社して、もうすぐ半年経ちます! バクラクは、法人の支出管理をなめらかに一本化するするプロダクトシリーズです。法人向け、BtoB(Business to Business)のサービスです。 私は、新卒でBtoBサービスを提供する企業のコミュニケーションデザイナーとしてキャリアをスタートし、BtoC(Business to Consumer)のサービスに関

インナーブランディングを重要視する明確な理由

インナーブランディングが重要であると感じています。しかし、なぜ重要であるかを明確に説明したいと思いました。 今回は「インナーブランディングが必要な理由」を、デザイナー視点でプロセス化して書き留めたいと思います。 デザイングループの目的まず、デザイングループの目的/存在意義をインナーブランディング/アウターブランディングの2軸であると定義しています。 インナーブランディングが必要な理由は「社員がブランド(事業)をつくっているから」です。ここを以下のように図解しました。

壁に貼ったロゴと過ごす日々

毎日壁に貼られたロゴと過ごしています。 一日、数十回は目にせざるを得ないところにA4の紙に大きく印刷したロゴを貼っています。 貼られていない日もありますが、平均1ヶ月2件〜多い時で3件程度ロゴを担当させていただいているので 割と印刷されたロゴが貼ってあります。 壁にロゴを貼るのは最初からやっていたわけじゃない 昔は壁にロゴを貼るなんてことをしていませんでした。印刷して壁に貼るのは時間がかかる割にあまりメリットがないと思っていたからです。 ただ実際に壁にロゴを貼り始

noteのイラストが新しくなりました!イラストリニューアルの裏側

こんにちは。noteでイラストレーターをしているKimです。 2022年11月頃に、イラストをリニューアルすることが決まり、動き出してまるまる半年。 この記事では、新しいnoteのイラストには、どのような思いが込められているのか、「noteらしさ」をイラストで表現する過程でどんな課題と向き合い、どのように乗り越えてきたのか、制作の裏側をオープン社内報として公開します。 オープン社内報とは? 一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開するこ

K-POPのデザイン14: LE SSERAFIMのアイドルブランディング

K-POPグループのブランディングについて考える時、最も入念に準備され矛盾なく機能していると言える事例は、LE SSERAFIMではないだろうか。実際に世界3大デザイン賞のうちの2つ「Red Dot Design Award 2022」と「iF DESIGN AWARD 2023」においてそれぞれブランドコミュニケーション部門で賞を獲得していることもそれを証明している。 ブランディングを行った韓国のブランドデザインコンサルHuskyFoxの資料を紐解きながら、デザインの視点か

世界観をビジュアルで伝える、ブランディングにおけるデザインの仕事

こんにちは。FRACTAのBrand Creative局デザイナーの内田です。 今回はFRACTAに入社して2年目の自分が、仕事のなかで日々思っていることや壁を感じていること、ブランディングにおけるデザインの仕事がどういうことなのかについて書いてみようと思います。 ブランディングに興味があるデザイナーさんにも、ブランド運営に携わりたい、また携わっているという方、またデザインについて興味があるけど良くわからない、とい言った方にも読んでいただければ幸いです。 ブランドにおけ