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【読書】「アタマのやわらかさの原理」松永 光弘(著)

「アタマがやわらかい」と評される人たちは、最初からやわらかな発想をするわけではない。自分なりに考える過程で、まだ出合わぬ「新たな視点」を探し求めているのだ。


ここでの「考える」とは、世間の常識や自分が培ってきた価値観に固執しない、「自由なモノの見方」を指す。その中でしか「新たな価値」の発見は生まれない。


だが、自由なモノの見方を手に入れることは決して簡単ではない。時間をかけて、自分の視点を何度も問うことが必要になるからだ。地道な取り組みの先にしか、アタマがやわらかくなる道はないのだろう。


年齢を重ねると、だんだん頭が固くなると聞いた。もしこれが本当ならば、そのまま放っておくわけにはいかない。生活や人間関係が保守的になり、狭い価値観で生きることになるからだ。これからの人生をより深く味わう為にも、著者の教えを活かしていきたい。

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