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第113回看護師国家試験解説(必修午前17問目)


厚生労働省

内服禁忌に関する問題ですね!
インドメタシンについて見てみましょう

インドメタシンとは

インドメタシンは非ステロイド性消炎鎮痛薬で
抗炎症作用鎮痛作用があります!
市販で言えばバンテリンの湿布などにも成分として入ってますね!

作用機序は
炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)の産生を阻害することにより炎症を鎮めます。

炎症や痛みを取ってくれてよく使用されますが注意必要です
●アスピリン喘息の可能性
非ステロイド性消炎鎮痛薬などによる喘息発作の誘発の可能性があります

●消化管への影響
インドメタシンは胃粘液を刺激し、潰瘍を悪化させる可能性があります。
消化性潰瘍がある場合は禁忌です。
消化性潰瘍がない場合でも、非ステロイド性消炎鎮痛薬の処方の際には胃薬が一緒に処方されることがあります。

●血液異常のある患者への影響
インドメタシンには血液凝固障害や貧血などを悪化させる危険性があります

●肝機能や腎機能への影響
インドメタシンは肝機能や腎機能を悪化させる可能性があります。

●妊婦への影響
インドメタシンは妊娠中に使用すると赤ちゃんの心機能に影響を与える可能性があるので禁忌です


答え

答えは③の消化性潰瘍になります


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