[書籍紹介]プロカウンセラーの聞く技術
どうも、霜降り明星が毎日の癒しになっているnoteです。
さて、本日は水曜恒例書籍紹介の日です。
ボードゲームを世間に広めていくために書籍から学習したことをこちらでまとめ、自分なりに理解を深めていきたいと思います。
本日の書籍は『プロカウンセラーの聞く技術』著・東山紘久 です。
こちらの書籍はプロのカウンセラーである東山紘久氏が『聞き上手』になるためのコツや心構えなどを自身の経験などを踏まえて解説していくという内容です。
話を聞くというのは多くの人と関係性を築いていくためにも必要なスキルだと思っていますが、人の話をちゃんと聞くのは意外と難しいのでこちらの本からその極意を勉強できればと思います。
聞き上手の基本
本書の中で何度も登場する『聞き上手の鉄則』として以下が挙げられる。
・相手を否定しない
・質問をしない
・質問された以上のことは話さない
他にもたくさんのポイントが紹介されているのですが、上記の項目についてはかなり頻繁に触れられている大切な項目である。
上記をしたくなってしまう場合、聞き手役ではなく話し手として振る舞ってしまっているため相手の話をしっかり聞けていないとのこと。
これが議論や討論であれば、自分の考えと違うことを主張したり質問をすることは当然だが、聞き上手になりたければその様なことは一切不要。
相手の言い分が自分の考えて異なっていても、相手はそのように思っているということを認めて肯定してあげることが大切。
グチを聞く
人間は気持ちを話すことで心が安定するので、家族や友人のグチをただひたすら聞いて頷いてあげることでとても相手の助けになれる。
特に、相談者が聞いて欲しいタイミングで聞いてあげることが非常に重要。
「帰ってきたばかりで疲れているから後で」など、聞き手の都合で断ってしまうと話し手の気持ちが晴れることがなく関係に両者の関係に問題が生じてしまう。
聞いて欲しいタイミングで話を聞いてあげることは、気まぐれにプレゼントをあげるよりもはるかに関係を良好に保つことができ、話し手もストレスが解消できる。
ただし、相手の話に感情移入しすぎてしまうと自分が疲弊してしまうので、「相手の話は相手のこと」という気持ちで適度に聞き流すことが非常に重要。
まとめ
こちらの書籍ですが、関係性を作るための聞き方というよりも大分カウンセリング寄りの内容で結構難しかったです。
相手の話をただ聞くことで心を開いてもらい、その行為を通して癒しを与えるという方法を記した様な内容でした。
基本的に「相手の話をただ頷いて聞いていればいい」という趣旨なので、半信半疑で試しに職場でやってみたところ、なんだかみなさん普段より楽しそう喋っていた気がしました。
いずれにせよ、習得には練習が必要であると本にも書いていたので会話をする中で読んだ内容を思い出しながら試してみようと思います。
というわけで、最後までご覧頂きありがとうございました!
来週の書籍は、「キャッチコピー力の基本」著・川上徹也 です。
おわりに
こちらでは日本国内でのボードゲーム市場拡大について、日々作戦を考えております。
興味を持っていただけると嬉しいです。
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