蕁麻疹編① 薬疹もイヤだけど蕁麻疹はもっとイヤ
さて、今回も引き続き「不健康リスト」から1つお届けします。
こちらも残念ながら長期戦になりそうです。
薬疹からの蕁麻疹
2023年10月に後頭神経痛になりまして。
その時に処方された抗てんかん薬で薬疹として蕁麻疹がでました。
手のひらが腫れ、強いかゆみ、その他に頭皮や首など体のあらゆるところがかゆくなり、眠れないほどでした。
その薬を飲んだのはたった2日(というより1.5日)
すぐに抜けていく予定だったのですが、そううまくはいきませんでした。
詳しくはこちらをどうぞ。
気になるので皮膚科を受診
抗てんかん薬をやめてから、手が腫れるようなかゆみはなくなったのですが、かゆみが完全に消えたわけではありませんでした。
体のあちこちが赤くなってかゆくなり、30分ほどでなくなる、というのを一日中繰り返す。
ネットで色々調べると、おそらく薬疹による蕁麻疹。
そのうち出なくなるという雰囲気だったので、2週間、3週間と様子を見ていました。
がしかし、全く引かない。
薬をやめてから結構時間が経過しているのに治らないってなんだろう。
写真を撮りだめているものも溜まってきたし、このあたりで病院に行かないとダメなのかな、と思いだしました。
そこで、皮膚科を受診してみました。
実際に蕁麻疹を見せたいところですが、そういう時に限って全然出ないので、撮りだめた写真を見せ、経緯を話すと、
蕁麻疹、ということで確定。
そこで医師から言われたことは、
ネットなどでも見たと思いますが、蕁麻疹の7割は原因不明と言われているので、長い目で見ていくことになるかもしれないですね
と、なんだか不穏な始まりです。
確かに、現在3週間目、もうすぐ1か月経過です。
そもそも論ですが、なんであんな薬飲んじゃったんだろな、しかないですよね、まったく。
蕁麻疹の検索をしていましたが、そこまで掘り下げていなかったので残念な報告を受けた気分でしたね。結構ショックです。
決まり切った展開のようで、具体的な治療方針ですね、って感じです。
言われるままにやりますとも。
まぁ、薬疹とはいえ1.5日くらいしか飲まずしてやめた薬ですし、さすがに引くだろうと楽天的に考えて、薬をもらって帰宅しました。
追加されたルパフィンという薬はちょっと眠くなるタイプだったようで、朝が壊滅的に起きれなくなり、家族のお弁当にも支障をきたす日も多かったのですが、次第に体が慣れてきて大丈夫になりました。
結局「慢性蕁麻疹」になってしまった
2週間が経過し、残念ながら蕁麻疹は引くどころか、前よりも回数多めに出てしまう状態。
再受診し経過を報告しました。
医師から、正式に慢性蕁麻疹への移行を報告されました。
ですよね、そうですよね。
この日からルパフィンは1錠から2錠へ増えました。
ビラノアも継続。
という展開。
幸い、薬を飲んでいれば、どうしようもなくかゆいということはありません。
注射を打ち続けるのも大変なので、このまま様子見しかないな、という感じです。
蕁麻疹は一進一退
このあたりから禁酒をすることにしました。
もともとお酒は好きなんですが、強くはなく、ビール1本程度。
人から心配されるほどに少量で顔などが赤くなるたちなので、飲むと蕁麻疹のかゆみが倍増していることに遅ればせながら気づいたのと、ルパフィン服用の人はお酒はダメと書いてあったのを見てしまったので。(色々遅い)
ネットで検索すると、私のような人はそもそもお酒が体に合っておらず、アレルギー的な要素もあるらしいので、蕁麻疹の間だけでもやめたほうがよさそうだな、と思いました。
また2週間後に再診。
さすがに薬を3錠も飲んでいるためひどくなることはなく、良くも悪くも現状維持。
近年肌が弱く、乾燥しがちで足首が例年通りカサカサしてきたので、無意識でかいてしまった時、蕁麻疹も出てしまい、かゆさが倍増してしまいました。
保湿剤や荒れを抑える薬も処方してもらいました。
同時多発テロ状態で、「機械性蕁麻疹」も追加
このあたりから、圧迫したところにも蕁麻疹が出る気がしていました。
買い物をした際に腕にかけたエコバッグの重さで肘の内側に蕁麻疹、お座りした際に床に当たっていた膝に蕁麻疹、バックの中のものを探す際にチャックに引っ掛けた手に蕁麻疹、など、「機械性蕁麻疹」というやつが同時進行しているようです。
病院で話すと、「機械性蕁麻疹は残念ながら原因不明なんでねー」と追加案件のほうが長い付き合いになってしまいそうな残念コメントしかありませんでしたね。
「機械性蕁麻疹」は薬を飲んでも変わらない症状らしく、まさに原因不明。
やっかいだ、やっかいすぎる。。。
蕁麻疹と長い付き合いになる予感
このあたりからは日に1~2回出るくらいに減ってきました。
小さいひっかき傷のような蕁麻疹が多く、広範囲で出ることは少なくなってきています。
うっかり「機械性蕁麻疹」を出さないために荷物を持つ際に注意したりすることくらいで、特に気にせず生活しています。
再診し、現状維持を伝えると、薬を減らしてみてもいいんだけどね、という話に。
1回も減らす話なんてされてないから全量飲んでたので、もっと早く言ってよ、と思いましたがが、まぁそれは置いといて。
とのこで、減薬の朗報に歓喜しながら帰宅。
翌日から早速ビラノアをやめてみました。
すると、数日すると、出てるな、これは増えたな、っていうかかゆいな、と実感するほどの蕁麻疹の出現っぷり。
残念極まりないですが、これは戻した方がよさそうです。
私にはビラノアがすごく効いているということを実感しました。
そこで、数日経過し落ち着いたところで、ビラノアではなく、ルパフィンを1錠減薬してみるのもいいかなと思いつきました。
するとあまり変化がなく、これはいけそうな予感。
ちょうどその翌日、実家に帰省しまして。
お正月のなごりでお刺身を大量に用意してくれており、たくさん食べたところ、食後になかなかかゆい蕁麻疹が出てしまいました。
なんだなんだ、と焦りましたが、薬を持ってきていたので減薬するのをやめて通常通り飲んで落ち着きました。
後日病院で、「お正月に悪化する人が結構多くて、原因は魚介類の摂取が多くなることなんですけどね」と。
先に教えてよほんと。
今回結構出たのは絶対これが原因だと思いましたね。
まさか2024年も慢性蕁麻疹が続いているとはね、という気分です。
1月、薬がなくなる頃にまた再診しました。
ルパフィンをたまに減らしてみるけどイマイチだという話をすると、
というわけで、私には減薬はまだまだ早かったようです。
強い薬をたくさん飲んでいるので、早くやめたいという気持ちの焦りから、どうも先を急いでしまいますね。
しばらくはおとなしく処方通り飲み続けようと思いました。
体が蕁麻疹を忘れる時が、蕁麻疹の終わる時、らしいです。
まだ全然忘れてくれてないので笑、長期戦になりそうです。
また進展あれば第二弾として投稿したいと思っています。
最後に興味ある方だけに蕁麻疹写真展
私の蕁麻疹は盛り上がるみみず腫れタイプではなく、シュっとかすったような変わった蕁麻疹です。
ちゃんと熱くてかゆくなり、30分経たずして消滅します。
参考になれば幸いです。
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