見出し画像

漢字検定の話②大ミスからのリベンジ編

漢字検定に挑戦した話しの続きです。
②は、初歩的なミスをやらかした話です。
初歩中の初歩です。。。



次は2級に挑戦


2級を受けると決めてから、まずはテキストを購入。
開いてみて思うのは、
「四字熟語が壊滅的にわからない」
ということでした。
読みも書きも、どちらもそこそこイケるのですが、高得点域となる四字熟語や同意語・反意語などに、聞いたことがない、と感じるものがあると、とたんに急ブレーキです。

過去問をやってみても200点満点で100点にも届きません。
こりゃ前途多難だな、とスタート当初は途方に暮れました。


記憶力のなさを痛感


とにかく覚えるしかない。
それだけなんです。
がしかし、脳もどんどん老化してますから、まぁ覚えられない。
はいこれ昨日間違えたやつね、そこまで覚えてるのに正解は覚えていない。
なのでまた間違える。
何度も同じ問題を間違えるという無限ループです。

繰り返しやることで脳の隙間に埋め込んでいく作戦しかないので、やり続けました。
年に3回検定の日があるので、試験日を3ヶ月後に定めて申し込み、ひたすら勉強。
台所やトイレにも貼り、娘に寝る前に問題を出してもらったりしながら、結構頑張りました。

現代にそぐわないミスを発動


試験の日がきました。
私も受験生そのものです。
ブツブツつぶやきながら直前まで自信のないところを反復。
この頃には、私の頭の中も進化しており、四字熟語たちも「知らない」から「知ってる」に置き換えられ、点数も確実に合格圏内に入ってきていました。

手ごたえを感じつつ、受験は終了し、結果を待ちました。
現代はネットで見れてしまうので、その日に確認。

うそみたいな、ほんとの話・・・


すると、なんと不合格。
それも、あと1点不足。
悔しい、悔しすぎる!!!
手ごたえがあっただけに、悔しさ倍増です。

しかし、ここで気づきます。
あの当日の手ごたえは完全に合格圏内なはずなのに、1点不足だなんてなぜ?
いったいどこを間違えたんだろう? という疑問です。

すぐに郵送で送られてきた結果を見て、不可解な結果と向き合います。
マークシートで回答した部分が全部間違えているのです。
そんなはずない。
長らく考えて、急にハッとしました。。。

マークシート、塗った記憶がないかも。。。。

そう、私はマークシートを「塗っていなかった」のです。
正確には、
「マークシートのアルファベットを、〇で囲んでいた」のです。笑
我ながら怖い…怖すぎる…

膝から崩れ落ちましたよね、はい。
これは全問不正解になりますよ、機械は読み取りませんからね、はい。

この敗因は、過去問をコピーしてやり続けすぎたから。
毎回マークを塗るのは面倒くさくなり、いつも〇で囲んで簡易的にやっていました。
まさか、本番でそれをやるとは、さすが私・・・

というわけで、余裕で合格点だったはずなのに、自分のしょーもないミスで大量に失点し、1点不足の不合格となったのでした。

切り替えの速さで乗り越える


不合格になったものの、合格は目前だったという事実。
もう受けないわけにいかないんですよ、気持ちがね。(the前向き)
あと3か月待って受け直すか、漢検CBT受験で受けるか、2択です。
私の詰めに詰めた記憶はもはや3か月持続するとは思えません。笑
CBT受験しか残された道はないのです。
幸い、住んでいる地域で受験できることがわかり、最短で予約することができました。

CBT受験というのも初耳なうえに、受験方法も聞いたこともないスタイルだったのですが、どうしようかな、など考えてるヒマはなかったので、グイグイ進んでいきました。
なんなら「マークシートを塗る」という工程が「マウスでクリック」と聞いて、さらに安心です。笑

孤独な環境の中、ヘッドホンを付け、パソコンや文字入力パットを使ってのペーパーレス受験は、緊張感がありましたが、無事に終了。
結果も、今度は「合格」。
ムダに紆余曲折ありましたが、晴れて2級を取得できました!

あとがき


こんなイージーミスで2回も受験するとは想定外でした。
がしかし、私も職場の方々と同じ土俵に立てることができました!
外で勉強するほうがやる気が出るのをいいことに、カフェ代はかかりましたが、努力したので達成感もあります。

先日娘が国家試験を受験する際に「マークシートはちゃんと塗るんだよ」と伝えたら、「ママみたいなことやる人いないからまじで」と食い気味に答えて出発して行きました。(娘、ちゃんと合格できました)

ちなみに、準1級を受けるか受けないか問題ですが、
2級の問題集の最後に添付されていた問題を見たところ、読むことすらできない問題のオンパレードだったので、そっと閉じ、ここが終着点だったことにしてやめておきまーす。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?