2022/07/08 曇りときどき雨

 きょうは『ソー:ラブ&サンダー』を観てきた。こんな日に限って仕事がぎゅうぎゅうに詰まっていたが汗だくになって片付けて定時ダッシュで観てきた。まぁまぁでしたな。自分探しという触れ込みからそっちに期待し過ぎた所為でこういう感想になったと言える。本編はソーとクリスチャンベールが愛をとりもどす物語だった。スタロがその目標を伝えるくだりが最初にくるからそういうことなんだけど、ジェーンとの関係ってそんなに深かったのかっていうのはある。子どもたちが戦うのは夏休み映画っぽかったな。武器を手にし……っていう条件があるのはフェールセーフだろうか。体に直接神の力を宿すと危ない、武器を介在させればいざと言うときに切り離しできる、みたいな。知らんけど。コーグ周りのあの設定等はポリコレなんだろうけど、果たして本当にそうか?という疑問はある。地球人とはまったく形態の異なる異種族である。地球人感覚でコーグも男性、相手も男性と勝手に認識しているけど、コーグの種族から見るとどうなのかは不明である。もしかしたら地球人的感覚に翻訳不能なものなのかもしれない。でも父親と父親ってセリフがあったからな。いやどうなんだろう。とまれ共感などで推し量り切れないものが存在しているのではないかという話である。SF。演劇はあれヘラに怒られるぞ。いやそういう目線で演劇のヘラを観るのはポリティカルコレクトネスに反するのでは? ではあの演出に意図は無いと? うーんねえ。そういやあそこで宴会場がどうこう言ってたのを思い出した。あれゼウスのシーンの伏線か? ジェーンも死んだやら死んでないやら。バラバラムジョルニアはかっこいい仕掛けだったな。マイティソーにならずにムジョルニアを持った人間としてやっていれば長生きできたのだろうか。パングボーンみたいに。そんな感じ。

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