2023/11/03 晴れ

 きょうは秋の古本まつりに行ってきた。盛況だったな。一回りして、キノコ栽培の本と十牛図の本を買うてきた。その後、chocoZAPの体重計等を回収するために職場近くへ向かったんだが体重計品切れしてた。頼むぜおい。あとはレイトショーで『ゴジラ-1.0』を観てきた。まぁなんか、邦画だったな。特有の演技やカメラが臭くて怠い。演技~って感じ。それは好みの問題なんだけど、全体的に怠かった。お話は特攻から逃れた特攻隊員がゴジラと戦うことで自分の中の戦争を終わらせる物語。サバイバーズギルトのアニマルセラピーだな。ゴジラでやることだろうか。主人公が疎開しないのはまぁ置いといて、ゴジラ襲来を知っておいてヒロインと子供を逃がすやり取りが無いのはなんでなんだろうな。緊迫感がない。当然やってることとして排除したのかな。それはそれとしてちょくちょく子供が消えてるのは扱いきれなかったのかなって思ってしまった。対ゴジラに関してはシンの呪縛を逃れえなかったという感じ。ワダツミ作戦って命名がもうね。ていうか海以外にかかってる要素がないような。むしろワダツミはゴジラを指してしまうような。ゴジラのデザインは一般的な形にギャレゴジを半端に混ぜたという印象。あの背びれのギミックは「これかっこいいでしょ?」以外になんかあるのかな。説得力を感じない。熱線の着弾点が大爆発するのも謎。空気とは反応しないの?密度の問題?水は?とか。総合的には別にゴジラじゃなくていいよねって感じ。本作のゴジラはキャラクターでも象徴でもなく舞台装置という印象だった。東京の復興速度、終戦翌年のビキニ水爆というのは驚いた。すごいな現実。

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