博物とままごと
いきるからだを覚えては
5年と持たなかったでしょう
でもでも いきるからだを忘れたら
挨拶もろくにできやしない
からだをどこかになくしたまんま
わたしはあの陽だまりに招かれた
するとどういうことだろう
いきるからだはいっぺん壊れ 分散し
博物のようになりました
叫びやうめきもみんなそう
ケースに並んで入ってる、
これは 少し昔のことなのだ
手袋はめて 安心して並べなおしては
明かりの消えた展示室、博物のからだは順番を守って
仮想に幸せのままごとをする
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