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ATで免許をとった話4~技能教習の基本~

もっと詳しく技能教習について説明いたします。これを読み進めると基本が分かります。

◆信号機の意味

信号機の信号は対面する交通に対して意味があります。

〇青色の灯火……歩行者や他の車などの状況を判断してよければ進めます。車や路面電車は直進、左折、右折することができます。

青色の灯火の矢印……車は矢印の方向に進むことができます。矢印が右向きの場合は回転することもできます。

〇黄色の灯火……前に進んではいけません。車や路面電車は停止した位置から前に進んではいけません。しかし信号が黄色に変わった瞬間に、停止線に近づいていて、急ブレーキになる場合は進むことができます。

黄色の灯火の矢印……路面電車は矢印の方向に進むことができます。黄色の灯火の矢印は車ではなく、路面電車に対する信号です。

黄色の灯火の点滅……他の交通に注意して進むことができます。

〇赤色の灯火……停止位置をこえて進んではいけません(止まらなければいけません)。ただし交差点ですでに右折、左折している車は信号が赤でも進むことができます。

赤色の灯火の点滅……車や路面電車は停止位置で一時停止をし、安全を確認してから進むことができます。

◆標識、標示

技能教習のコースには標識、標示があります。信号機の信号を含め、それらに従った通行をしなければいけません。

標識とは道路の交通に関わる規制、指示、警戒などを表す掲示板のことです。本標識(規制標識、指示標識、警戒標識、案内標識)と補助標識があります。

標示とは道路の交通に関わる規制や指示をペイントやびょうなどによって、路面に表した線、記号、文字のことです。規制標示と指示標示があります。

【一時停止】

止まれと表示された赤色の標識です。交差点の直前(停止線がある時はその直前)で一時停止をしなければいけません。

【車両進入禁止】

一方通行路の出口などに設置され、車は標識がある方向から進入できません。

【横断歩道】

横断歩道があることを示します。

【踏み切りあり】

踏み切りがあるため、停止線で一時停止をしなければいけません。

【右折の方法】

右折する時に通行しなければいけない部分を示します。

【停止線】

車が停止する場合の位置を示し、車はその直前で停止します。

◆車の停止位置

【停止線がある場合】

車は信号機がある時、停止線の直前で止まります。警察官が手信号などをしている時(信号機がない場合)も同じです。

【停止線がない場合】

交差点ではその直前。交差点の近くに横断歩道や、自転車横断帯がある場所ではその直前。警察官が手信号などをしている時(信号機がない場合)も同じです。

交差点以外で横断歩道、自転車横断帯、踏み切りがある場所ではその直前。警察官が手信号などをしている時(信号機がない場合)も同じです。

交差点以外で横断歩道、自転車横断帯、踏み切りがない場所は信号機の直前。警察官が手信号などをしている時(信号機がない場合)は、警察官や交通巡視員の1m手前に止まります。

◆障害物を避ける手順

ルームミラー、サイドミラーで後方を確認し、3秒前に合図を出します。その後、目視をします。進路変更をする場合も同じ手順です。

◆踏み切り

必ず停止線の前で一時停止をしなければいけません。停止したら左右を確認します。教習では停止線で止まったら窓を開け、確認をしながら右よし、左よし、音よしと言わなければなりません。

さらに警報が鳴っている時や、遮断機降りている時、降り始めた時は、踏み切り内に入ってはいけません。踏み切りの向こう側が混雑している場合は、踏み切り内で動けなくなる恐れがあるため、踏み切りの中に入ってはいけません。

◆縁石(30cm以内)とポール

縁石(30cm以内)に寄せる手順をご紹介いたします。

①まずルームミラー、サイドミラーで後方を確認し、3秒前に左に合図を出します。その後、目視をします。

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