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ATで免許をとった話2~第1段階の学科教習と技能教習~

いよいよ学科教習と技能教習について説明します。まず第1段階をクリアしなければ路上に行けません。運転の心得がないものが、路上で運転するのは危険だからです。

この第1段階は学科教習、1~10項目。技能教習、AT12時限。MT15時限と予め決まっています。AT12時限、MT15時限の時に【みきわめ】が行われ、みきわめで不良になると、みきわめが良好になるまで補習をしなければいけません。私が通っていた自動車学校の補習代は5400円(消費税8%の時)で、補習する度に必要でした。

さらに、みきわめを受ける前に学科教習、1~10項目を受講し、効果測定で90点以上を2回とらなければいけません。効果測定は学科教習で習う内容をマル、バツで答える問題です。第1段階の効果測定は50問でした。しっかり勉強すれば90点以上とれるので、効果測定を受ける前は必ず勉強しましょう。

■第1段階 学科教習の内容

学科番号1→教習項目1、運転者の心得 14、オートマチック車の運転

学科番号2→教習項目2、信号に従うこと

学科番号3→教習項目3、標識・標示に従うこと

学科番号4→教習項目4、車の通行するところ・車が通行してはいけないところ

学科番号5→教習項目5、緊急自動車などの優先 7、安全な速度と車間距離

学科番号6→教習項目6、交差点の通行・踏切

学科番号7→教習項目8、歩行者の保護

学科番号8→教習項目9、安全の確認と合図・警音機の使用 10、進路変更など

学科番号9→教習項目11、追い越し 12、行き違い

学科番号10→教習項目13、運転免許制度・交通反則通告制度

◆学科教習について

第1段階の学科教習は時間割りで1~10あります。学科番号1を受けたあとは番号順に受ける必要はなく、1日に受講できる時限数の制限はありません。時間割りの表を見て、計画的に学科教習を受けてください。同一の学科を理解できるまで繰り返し受講できます。

〇持ち物、教習原簿。学科教本。ペン(学科教本に線を引くため)。

【注意点】

学科教習は1時限、50分と決められています。1分でも遅刻すると受講することができなくなるので、10分前には教室に行きましょう。

学科教習中に私語、携帯電話、いねむり、飲食は禁止です。退出になる行為には気をつけましょう。

◆第1段階の学科教習の感想

基本的な内容と難しい内容がいくつかありました。個人的に警察官の手信号。原動機付自転車の右折方法の小回りと、二段階右折の違い。左折、右折・転回、徐行・停止、後退する時の手で合図する方法が覚えにくかったです。

その他に標識や標示。停止中の路面電車がある場合でも、徐行して進める時の条件。第一種運転免許で運転できるもの、できないもの。大型自動車、中型自動車、普通自動車などの条件は覚えるものが多かったり、覚えにくかったりするので効果測定や、修了検定の前に復習をしておくといいです。

学科教習をする教官に関しては、分かりやすい説明をしてくれる教官と、声が小さい教官、並の授業をする教官。この3つに分かれました。その中には指名してくる教官も複数いるので我慢が必要です。

■第1段階 技能教習の内容

【AT、オートマチック】

1時限 模擬 模擬教習 模擬教室

2時限 所内 所内実車教習、1コース

3時限 所内 所内実車教習、2コース

4時限 所内 所内実車教習、3コース

5~6時限 所内 所内実車教習、4コース

7~10時限 所内 所内実車教習、5コース

11~12時限 所内 所内実車教習、6コース ※12時限の技能教習は【みきわめ】です。

【MT、マニュアル】

1時限 模擬 模擬教習 模擬教室

2~3時限 所内 所内実車教習、1コース

4時限 所内 所内実車教習、2コース

5時限 所内 所内実車教習、3コース

6時限 所内 所内実車教習、4コース

7時限 AT AT教習 5コース

8~13時限 所内 所内実車教習、5コース

14~15時限 所内 所内実車教習、6コース※15時限の技能教習は【みきわめ】です。

◆技能教習について

技能教習は配車券が必要です。この配車券には教官の名前、自分が教習を行う実車の番号、今日が何時限目であるかが印刷されています。配車券は配車機にICカードをかざすと出てきます。5分以上前には実車の前で待つようにしましょう。

第1段階の技能教習は1日に、最大2時限と決まっているので、3時限受けることはできません。技能教習を2時限連続で受ける場合は、担当する教官が同じであることが多いです。

〇持ち物、教習原簿。運転教本。ファイル(コースを確認するため)。眼鏡等の方は、眼鏡。あるいは、コンタクト。免許を持っている場合は、免許証を持参。

【注意点】

技能教習に遅れると教習が受けられなくなります。さらに、運転しやすい靴で教習を受けなければいけません。スニーカー、デッキシューズなどを履きましょう。不適切なものは、かかとの高い靴、ロングブーツ、クロックス、サンダルなどです。

技能教習をキャンセルする場合は、早めにキャンセルしてください。教習の開始から1時間を切ったキャンセルや、無断でキャンセルした場合は有料になります。各自動車学校のルールに従ってください。

◆第1段階の技能教習を知る

ここから第1段階の技能教習について触れたいと思います。

◆模擬教習

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