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6 7. 気管切開の処置(有無)

重要度★★★★☆
※認定結果への影響度合いを、筆者の所感により5段階で表しています。(★が多いほど影響する)


調査項目の定義

「過去 14 日間にうけた特別な医療」の中の「気管切開の処置の有無」を評価する項目です。

ここでいう「気管切開の処置」とは、医師の指示に基づき、過去 14 日以内に看護師等によって実施された行為のみのことをいいます。

認定調査員テキスト2009改訂版(令和3年4月改訂)


調査の時には、本人や同席者などから日頃の状況を聞き取って評価します。
気管切開が行われている者に対して、カニューレの交換や開口部の消毒、ガーゼ交換や開口部からの喀痰吸引などの処置が行われているかを評価します。

★ここでのポイントは、継続して実施されているもののみを対象とし、急性疾患への対応で一時的に実施される医療行為は含まないということです。

したがって、調査の時点で医師の診断により処置が終了している場合や、すでに完治している場合は、過去 14 日間に処置をしていても継続して行われていないため該当しないという事も理解しておきましょう。

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