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「Ancient shrimplike predator was misunderstood, according to new research」CNN 2023/7/4

【記事の要約】
カンブリア紀は、現在生きている多くの主要な動物群が出現した、地球の歴史における重要な分岐点である。5億800万年前に、最大級の海洋生物である体長0.6メートルのアノマロカリス・カナデンシスが生息していた。カナデンシスは、当時の捕食者の頂点と考えられていた。しかし、英国王立協会紀要に掲載された研究によると、長くとがった付属器の構造は弱く、三葉虫の硬い殻を砕くことは不可能であったことが示唆された。

【私の考え】
三葉虫は捕食されないように目を持つように進化した生き物であり、捕食者から身を守る進化により、捕食者の頂点であるカナデンシスでさえも捕食できなかったことが興味深い。しかし、結局、先カンブリア時代の生き物や恐竜が約2億年ほどで絶滅したことを考えると、食物連鎖の頂点にいても、大幅な環境の変化に耐えられないことが分かる。この中で、地球温暖化の進行を遅らせるように働きかけたり、火星移住計画を考えたりする人間の努力は、どれほど有用だろうか。


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