見出し画像

「ミス・ユニバース・インドネシアを参加者らが告訴、トップレスで『身体検査』されたと主張」BBC 2023/8/23

【記事の要約】
今年のミス・ユニバース・インドネシアのファイナリスト6人が、運営側から「身体検査」の名目で服を脱ぐように言われたとして警察に届け出た。男性の大会関係者が部屋にいる状態で、両脚を広げるなど不適切なポーズを取るよう要求されたり、「傷痕やセルライト、タトゥーの検査」が目的のトップレスの写真も撮影されたりしたとしている。ミス・ユニバースの運営側は現地の加盟組織に対する告発を認識しており、真相を究明する姿勢を見せた。

【私の考え】
身体検査は人権侵害につながる恐れが大きいことから、日本の法律では、警察などの限られた人が行う行為である。例え強制力がなくても、身体検査を要求すること自体が問題である。大会関係者に法的知識をあらかじめ共有しておくことは重要である。しかし、問題を指摘しにくい風土や法を遵守することが軽視されている組織でも、同じ問題が起きるだろう。そのため、意思決定をする立場に、その時代の人々に容認されるか、合法かどうかを感覚的にも法的にも判断できる人を置くことが重要だと考える。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?