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「習主席がSCOサマルカンド・サミットで講演 団結と協力を強調」人民網 2022/9/18

【記事の要約】
習近平国家主席は16日、サマルカンドで開かれた上海協力機構(SCO)メンバー国元首理事会第22回会議で、講演を行った。習主席はその中で、外部勢力による「カラー革命」を警戒し、相互支持の強化することや、安全保障協力の拡大を提言した。さらに、中国はSCOメンバー拡大に取り組み、イランとベラルーシの加入を推進させ、バーレーン、モルディブなどを対話パートナーに加える考えを示した。

【私の考え】
今年の夏、正式加盟国のキルギスとタジキスタン、対話パートナーのアルメニアとアゼルバイジャンの国境付近で軍事衝突が起こった。SCOは、過激派組織やテロ、非同盟国からの攻撃に対して力を持つ一方、加盟国内での紛争を解決することは難しい。ロシアの力が不安定な分、中国が団結と協力を強調して、不安定なSCOをまとめようとしていると考えた。また、欧米とは違う価値観を持つ国同士の同盟は、経済的にも結びつきやすいと考える。今後の経済的連携を見守りたい。


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