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後悔はしないとわからない

現状を受け入れられなくて、自分の行いを悔いること、人はそれを「後悔」と呼びます。自分のしたことを振り返って、タラレバ言ったり、落ち込んだり、怒りを感じたり。形はそれぞれだけど、納得いかない気持ちはみんな一緒です。

励ましの言葉で「後悔しないように〇〇してね。」って使ったことある人も多いんじゃないかな。だけど、「後悔」ってして初めて「後悔」だって気付くんじゃないかなあ。何言ってるかちょっとわかりにくいですよね。笑 もう少し具体的な話をします。

「あのとき、AじゃなくてBを選んでいたら、今ごろこんなことになってなかった。Bにしといたらよかったな~。」

ってなることはあるけど、

「ここでじゃなくてAを選ぶと、きっと後でBにしとけばよかったと思うんだろうな。よし!Bだ!」

って考える人、あまりいないのではないでしょうか。

行動を起こすか否かを天秤にかけた時によく聞く、「行動しなかったという後悔より、行動して起きたことに後悔」って言葉は「後悔」の本質を捉えいるし、ここでは一番わかりやすい表現だと思います。

何事も起きてみないとそれが失敗だったのか、成功だったのか、わからないのです。

だからこそ、後悔はしたことがある人にしかその気持ちがわからないのです。

その分その人は強くなるし、次はこうしよう、これなら満足できそうだ、というふうに考えられるんじゃないかな。

だからといって、後悔した経験がない人が弱いだとか、そういうつもりはありません。後悔の無い道を選び続けるということは、簡単に出来ることではないのです。または、自分の中で満足してから道を選べているのかもしれません。そこにはある程度の妥協や、気持ちの置き所が必要です。成功体験を数多く得るには、きっとそれなりの代償が必要なんです。成功体験は人生をぐっと彩ってくれますからね。

ここまで綴ってきたのも、いつかの後悔が私を奮い立たせているからかもしれませんね。

あの失敗、この失敗、その失敗。

私は後悔が絶えないタイプの人間ですが、今の自分は意外と好きです。後悔は反省している証拠なのですから、次に生きてきます。だから、後悔が絶えないそこのあなたも。自分の行動を見直して、反省しているから今のあなたがあるんです。日々アップデートしてるんですよ。


遠回りが一番の近道。つまり、近道なんてないんです。

失敗して、反省して、なんぼです。向き合っていけばいいんです。


迷ったり、息が詰まったりしたらまたここに戻ってきてください。いつでも待っていますから。




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