失行症という見方も取り入れてみる

さて、理学療法において、失行症というのは、模倣やものの操作などで評価されることがあるかと思います。学生時代から、馴染みのある言葉だったのですが、臨床において、訓練などをする場面、そこがクローズアップされることは、比較的少ないと感じています。書籍、自閉症のぼくが「ありがとう」を言えるまで を読んで、自閉症の方の中にも失行症と言われるような表現になることがある、と記載されていました。はい、とおもっていなくとも、はい、と言ってしまったり、それを選ぶつもりはなくとも、それを指さしてしまったり。
 分かっていなくもなく、分かっているのだが、表現が出来ない、間違ってしまう。
 はっとさせられるところです。
 相手を低く見ていないか。
 改めなくては。

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