人生で初めての転職活動
【はじまり】
今回の記事は自分の健忘禄的側面の記事ですが誰かの役に、
もしくは未来の自分の役に立てれば幸いです。
前職を9年ほど勤めていましたが色々あり転職を決意しました。この辺は特段面白い話もないので今は割愛します。
最終学歴:専門学校卒 性別:女 うまれ:1987年生まれ 転職回数:0
転職をするにあたって、石橋は叩いて渡るタイプなのでまず地固めとして保険をかけていました。
『45日転職活動をしても内定がなければ、最悪、従妹の職場を紹介してもらう』
このように万一に備え、転職活動を行えたのはとても精神衛生上よかったと思いますし、結果として世話になることもなく転職できたのでよかったです。
身近に、勤務態度が真面目で成長中の業界に勤務している方がいたらあらかじめ声をかけておくといいかもしれません。
自分の性格上かもしれませんが、転職活動をするときまわりに一言目には転職をすると伝えていたと思います。
これは別にイキリや自慢話でもなんでもなく、そう声をかけることでチャンスや事案が自分のところに転がり込んでくることを
待つためです。もちろんこれは自分のやり方ですのでサイレントで行いたい場合はその限りではないです。
【転職の条件】
状況として、前職に引き止められる形でしたので転職活動優先しながら業務にあたるという形でした。
ですので、かなり自由に活動できました。在職中でそれこそサイレント転職を希望の方には参考にならないと思います。
現状を打破するための転職でしたので明確に自分の中でゴール企業を思い描いて活動しました。
1、社員数10人以下のところは除外し、経営者と物理的に距離を取る
(※ただし創業から間もない場合は除く)
家族経営のところはこりごりでしたので、10人以下は除外しました。
創業から5年以上が経っているにもかかわらず10人以下の場合、多くの経営者はその規模に満足していると想像します。
これ以上大きくなることはありませんので、自分の思い描いている働き方を異なりますので除外しました。
小規模事業者の恐ろしいところは、めったに下が増えませんというか階級制度の概念がない場合があります。
つまり自分の立場がいくら働いても昇格せず、生涯年収にも響くことを再度確認したほうが良いです。
読んでいる方の中に自営業の方がいたら自分はそんなことないと思われるかもしれませんが私個人としては経営者はどうやって儲けるかを考えていると捉えています。
当たり前ですね、むしろそれが仕事ですから。ここに雇われる側の人間とは違う考えがあることを認識したほうが良いです。わたしたち給与をもらう人たち、毎月の給与をどうやって儲けようか考えながら仕事していますか?インセンティブ制の人は考えていると思いますので経営者に近い感覚をお持ちかもしれません。
そういった方には小規模事業者はおすすめできるかも知れません、身近に儲け方を模索する手本がいるわけですから。
ただ、私はインセンティブ制の給与形態には興味がありませんでしたので根本的に考え方の違う人とは物理的距離を取ろうと考えました。
2、前職と同じ業界はパス
正直、斜陽すぎて先行きなんてあったもんではなかったのでパスしました。
働いてれば、どの程度伸び代があるかなんとなく想像できますよね。
業界全体が別事業などに手を出してはじめていたのでこの業界ダメだなと思いました。
浅学なので、詳しいことはわからないですが落ち込んでる業界でまともに賃金貰える気がしないですよね。
そこをなんとかしたい!と考える人は経営など向いていると思いますので頑張ってください。一発当てればごぼう抜きも夢ではないです。
中小規模の事業者は助成金などもあり国や税金を納める場所からのバックアップ制度がありますので色々調べると面白いですよ。
3、よほど興味のある仕事でないかぎりのNGワード集
以下に連なる言葉が書いてある求人票はポイしました。
・みなし残業代込
(定額使い放題される可能性を考えてください)
・◎◎もできる方歓迎
(本業とちがうことやらされます。色々やりたいならいいですが自身がパンクする懸念があります)
・土日祝休み
(日本の休み、盆暮れ正月がないところ、結果的に休めないことはあるかもしれませんが最初から無いのと、休日出勤では待遇が異なります)
・土日の面接OK!
(土日休みではないということです、その時間に面接する人間が存在します)
・面接1回
(10人以下の小規模にありがちな、社長がいきなり出てくるパターン。今回の自分の条件とは真逆ですので除外しました)
すぐ思いつくあたりこの辺です。他にも見ていてうーんとなるものはパスしています。
ざっくり毎日大体40件くらいは求人を見ていたと思います。
エン転職・DODA・リクナビ転職あたりに登録してました。
トータル30日ほどの転職活動で軽く300~500件は求人票を見たと思います。
それとは別に、エージェント式のもの リクルートエージェント・パーソルキャリアに登録していました。
エージェント式のものお勧めですね。担当者があてがわれ、ヒアリングから職を斡旋してくれますのでかなり角度の高いものが紹介されますし、最終的に決まった職はリクルートエージェントを通してのものでした。
【転職活動の開始】
結果から書きます。
◎12件応募
内訳は
4件面接(うち2件内定、1件お祈り、1件こちらから断り)
8件お祈り(3件のサイレント含む)
昨今は書類選考がネットからのボタン一つでエントリーできるので気軽ですね。
書類選考のボタン押した後改めて履歴書を応募のところも多いですがそれらも手書きである必要がありません。
個人的見解ですが、手書きじゃないと落ちるようなところクレバーじゃないですよね。
入社後も非生産的なことをやらされそうですのでこちらから願い下げです。
気になるなら書類選考をさっさと押さないと案外早く決まってしまうのでやっちゃいましょう。実際自分も面接当日の夕方には内定貰っていました。
絶対面接行ける自信のあった企業のお祈りは、すでに内定者が出ていたんだと思ってます(ポジティブ)
上記のインターネットを使った活動のほか
各種転職サイトが開いている転職イベント1件、面接力向上セミナー2件に参加しました。
まず、転職イベントに金を出して出展している企業、これは1つの評価ポイントです。労働力確保のために金を払う気がある企業です。人に金を払わないとどうなるか知っている企業ですのでここに名を連ねている場合好感度アップです。私は労働力の提供と引き換えに賃金をもらう企業を探しているのですからそこがミスマッチでは先行きが不安です。
「え?お金欲しいの?」なんて言う人のもとでは働きたくないですよね?私は少なくとも働きたくないです。
また、こういったイベントに参加できるのは各都市部近郊の人だけですので参加できる距離にいるのに行かないのはもったいないかなと思います。もちろん交通費はかかりますが、多くの企業はブースにいるのはその会社の人たちで仕事でその場所に来ている人たちですし実際に働いている人の顔が見れるチャンスです。
話しかけるだけでなく、手がすいた瞬間の顔色、態度など窺ってみてください。社風がうかがえます。
面接力向上セミナーについてはだいたいは人事担当していたというような方が講師として登壇します。
面接に関してや面接の前段階の心構えを説いてくれるので転職初心者の私にはよかったですね。
受け売りですが、そもそも転職は新卒の就活とは全く異なります。
企業はもちろん選ぶ立場にありますが、こちらも選ぶ立場にあります。
私は、いままでこのようなことをしてきましたから御社にこのスキルを提供できますよとアピールし売り込むわけです。
私には人事の経験がないですし、今これを書きながらも自分の面接や放った言葉がどの程度の魅力あるものだったか計りかねると共に自信はまったくありません。
それでも喋らなければならないならば、企業と自分の共通点をピックアップしていくしかないかなと思います。
例えば、私は前職で多岐にわたる業務をしてきたため本当に幅広い業界職種にアンテナを張りました。
おかげで、現在は異業種、異業界ですが前職で培った知見やスキルは無駄になっていません。
実生活でも感じることですが、意外と自分はできてもほかの人はできないことってあるんですよね。
そのためにも、まずは些細なことでもいいので自分ができること、というかやっていることをリストアップしてください。
自己分析というやつです。転職活動の一番初めにやったほうがいいです。エントリーする業界や職種の幅が広がります。
そんなこといっても書類の整理しかしていないなどあるかもしれませんが、具体的に1日どの程度の書類の整理をしていますか?
それが膨大な数量であれば、ケアレスミスも無く根気よく同じ作業ができる人だと人は評価しますし、そのような職場に自分からエントリーすればいいわけです。
画像は活動していた時の実際の手帳です。
書類エントリーをポチポチして、合間にセミナーや面接をねじ込みます。
応募している時点で、自分のスキルとの共通項を確認しながら応募しています。
人事部の方には申し訳ないですが、興味があれば書類エントリーから面接は気軽に行います。
面接はこちらからも相手企業のことを詳しく知るチャンスですし、それこそ場数って大事だと思いますのでガンガン行ったほうがいいと思います。
【実際の面接など】
結構面接も多岐にわたっていて面白かったです。
1、通常の面接
エンカウントする面接官は1名~
転職理由と現在の仕事内容は絶対に聞かれます。絶対に。
2、スカイプによる面接
現代ですね~実に現代。遠くにいる人事担当とフェイストゥフェイスの面接です。
この経験はすごくよかったです。自分の受け答えがワイプで小さく見えているんですよね。
よく、鏡に向かってとか言う面接練習あるじゃないですか。
普通に考えてナチュラルにロープレなんてできないですよね。それがこのワイプでナチュラルに受け答えする自分が見えて、私は「なんだ、できてるじゃん」と安心しました。
3、実技を伴う面接
課題が出されて実技を行うものですね。受けた企業の中に延々とパワポで営業マンが使う営業資料を作る仕事っていうのもあったんですよ。最終面接前に内定決めたのでお断りしてしまいましたが。
イラレ、フォトショはなんとなく使えるので、オフィス系ソフトもいっちょスキル追加しておきたいなあと思って受けてみたんですけど、まじでちゃんとオフィスソフトなんて使ったことなかったんで四苦八苦しました。
しかしながら、直前に同人誌の表紙で超簡単な円グラフをエクセルで作ってて、グラフってエクセルで作れるという初歩の初歩は認識していたんですよ。
人生、無駄なことないですよね、同人誌作ってたおかげでワードアートいう概念とグラフはエクセルで作ろっていう概念入手していたんですもの。
【おわりに】
今の転職が正しかったかどうかはわかりませんが、少なくとも前の職場で不満に思っていた点はすべて解消されました。
仕事やめたいと考えてから3年ほどはずるずると働いていましたが、辞めて後悔は何一つないことを明言します。
私の場合は誰に言っても労働環境最悪からの脱却でしたので、あそこ以上に悪いところなんてないわ。というのも安心して転職活動できた要因かなとは思います。
人間、体は意外と丈夫にできていて全然壊れてくれないので精神をおかしくする前に転職しましょう。
私は精神科に行ったら確実にお薬もらえたと思いますが、そんな確実なんだから医者行きながら働く意味なんてないわと仕事をやめました。
私は悪くない、悪いのは全部会社だ という強気の姿勢ですね。これも性格です。
前職の末期は
・社長の腹に包丁を刺すことを想像する
(普段友好的に接しているので老いぼれの腹に包丁を刺すのはとても容易で、その後の映像を具体的に再生して不利益しかないことを確認する)
・会社に火を放つ想像をする
(とても容易で、その後の映像を具体的に再生して不利益しかないことを確認する)
・耳鳴りと低気圧による頭痛に苛まされる
・辞めさせてくださいと泣く(もう本当に勘弁してくれというお気持ち)
頭が良くて、事故に見せかけた何かができていれば何かしでかしていた自信があります。自殺は考えなかったですね。原因を失くすことしか考えなかったです。
転職、私は上記の形式で何とかなりましたので意外となんとかなります。
また、最終的に会社が考えるのはその人の人格でもスキルでもなく、社風に合うかである場合が多いようですのでお祈り=あなたの否定では無いということは断言します。
最後に、事務関連をされてる方ならもしかしたら常識でしょうが、私は知らなかったので書いておきます。
職務経歴書、志望動機など文を連ねるときは かならず【小見出し】を付けてみてください。
今回の記事でも使っている「いま、なんの話をしているか」の目次のようなものです。
えらいひとは斜め読みしかしないので必要らしいです、真偽については不明ですが、これを使うと、小見出しを使った文章作成スキルという無言のアピールになります。
この記事が役に立ったなとおもったらドネートしてくださっても良いんですよ?あなた様の貴重なお賃金の一部はのおとのおにぎりになります。
おわり
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