失敗

 お寺の境内で古本市があり、そこで何冊かの本を買いました。そして、気にはなったのですが買わなかった本があります。それはロビン・ギル著『英語はこんなにニッポン語』(ちくま文庫)です。これなら図書館にもおいてあるだろうと思ったのです。

 数日後、図書館に行って検索したのですが、ありませんでした。残念。
書店へ行き、目録を調べると、なんと、品切れ。

 やはり、買うかどうか、迷ったときは、買っておくべきですね。(もちろん懐具合にもよりますが)

 人から言われたり、また、言ったりしていたのに。
反省、といっても、しようがないですね。

 言語の学習をするとき、必ずと言っていいほど、「違い」が強調されます。語順や前置詞(後置詞)などなど。時に、強調され過ぎではないか、と思うほどです。

 違いがあれば、どこか似ているところもあるのではないか、そんな気がします。日本語の敬語は特別なものであると思われている様ですが、どの言語にも日本語の敬語のような表現、丁寧な表現はあります。
 
 違いを指摘するように、類似点を見出すことも、言語学習には有効なことがあるような気が、なぜか、最近、するようになってきています。

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