モダンジャズの『花伝書』 五木寛之
月刊図書 4月号の巻頭記事で 五木寛之がモダンジャズの『花伝書』の題でマイク・モラスキー著の『ジャズピアノ』について書いています。
以下に引用します。
「マイク・モラスキーの著『ジャズピアノ』はモダンジャズの世界における『花伝書』といってもいい本だと思う。
(中略)
・・・理論書でもあり、同時に文字によるライブ演奏でもあるこの本に出会ったことで、私の音楽観は確実に変わった。
日本語の文章が、ジャズピアノのライブ演奏を聴いているような感覚を与える可能性を持つことを、私は初めて体験した。
(後略) 」
五木寛之の音楽観を変えたこの本におおいに興味が湧きました。
読者の考えを一変させる本とは一体どんなものなのか、読んでみたいです。
ジャズというより音楽に関しては全くの門外漢ですが、これを一つのきっかけにして、未知の分野のことにも目を向けていけたらと思います。
日本語の文章が、ライブ演奏のように聴こえる、のかどうか。
すでに先入観を持ってしまっているところが難点ですが。
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