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うんちを毎日記録してみた

敵を知り己を知れば百戦危うからず

孫氏の兵法として有名な言葉である。
2500年も前に書かれたこの言葉だが、現代にも通じる部分は非常に大きいと思う。

現代でも日々沢山の戦が起こっている。
商品の営業、社内政治、マネジメント、創作活動……
これらの戦に勝つためには、敵を知ることはもちろん、己も知らなければならない。

では、「己」とは何か。
自社、自店舗、自分のチーム、、、
「己」に当たるものはいろいろあるが、今回は、自分にとって最も身近で分析しやすい自分の体、つまり「身」を「己」とし、「己」を知る試みをしようと思う。






というわけで、うんちの記録を付け始めた。


こんなことを言うと女性陣から怒られそうだが、女性がアプリで生理周期を記録し体調の周期を予測すると聞いて、少し羨ましいなと思った。
僕も調子の浮き沈みはあるので、その周期が知りたい。

「今週は体の調子が良さそうだから山に登ってみようかな!」
とか
「そろそのお腹壊しそうだから今週は大事な予定は入れないでおこう。」
みたいなことをしたい。

という狙いで、うんちの記録を付け始めた

今回使用したのは、「うんログ」というアプリだ。
質感・色・量・においを記録することができ、お腹の調子の分析や腸活のアドバイスをくれる。

僕はまだ1週間のウン用だが、トイレに行くたびにアプリを開き、うんちの情報を漏らすことなく記録してきた。

その結果を共有し、今の感想を述べようと思う。
この先、僕のうんちにまつわる諸情報が出てくる。
写真はもちろん載せていないので安心していただきたいが、汚い話でもあるのでここから先を読まれる方は注意されたい。



ここまで読んだということは、了承したとみなします。うん。

では早速、ぼくの「うんログ」を見てもらおう。


改めてこうして自分のうんログを見てみると、なんと悲しきお腹であろうか。
ずっと便秘か下痢である。
自分の腹の弱さはよく知っているが、これほどとは…


ちなみに、ログを付ける画面はこんな感じ。

ログを付けるとこんな画面が表示される。


では、これを付けることによって僕の体調はどう変化したか。

ケツ論から言うと、何も変わっていない。
うんちからその時のコンディションは大体分かるが、自分の体調周期を知るとか、体調の快復に役立てるとかいうことはできなかった。

体調周期に関しては、

そもそも、男性に体調の周期などあるのか?
→冷静に、あるわけなくね?
→無いとすると、うんログから何を知りたいのか?
→「こんなうんちの日は体調がいい」とか?でも自分の体調はわざわざログを付けなくても分かる
→なら、食べたものとか運動の有無との関連性を見る?
→それならかなり詳細にログを付けないといけないし、分析は自力だからきついな。

みたいな感じで迷走していき、ログを付ける意義を見失った。


快復のために役立てようにも、うんちの状態が分かったところで何をすればいいのか分からない。

たしかに、腸活の提案はしてくれるが、それは対症療法的ではないだろうか?
下痢や便秘の要因として、確かに腸内環境の問題も大きいだろうが、おそらくもっと大事なのは過去24時間以内になにを食べたのかだ。
これが記録できて、なおかつうんちの状態と紐づけた分析ができれば、かなり価値のあるアプリになるだろう。

食べ物に関しても記録しようと思えばできるが、任意記録欄になるので、うんちと紐づいていないし一覧での確認ができない。


まとめると、僕がうんログに求める機能として、
食事記録機能(メニューを選択すると自動で含まれる食材も記録されるようなUIがいい)
運動記録機能(どんな運動を何分したのか。Apple watchと連携)
生体情報記録(体重、身長、心拍数、血中酸素濃度など。Apple watchと連携)
食事記録と運動記録とうんログ、3つのデータを用いた自動体調分析機能(何を食べたら体調良い/悪い)

これができればまさにスーパーアプリだ。まあ難しいだろうが。。
いつかこんなアプリが登場することを切に願っている。(もうあれば教えてほしい)



P.S.

この画面を見て、中学の自販機でよく買っていた「とろけるマンゴー」を思い出した。
飲み切った紙パックを開くと、開く前には見えなかった部分に「開いてくれてありがとう」と書いている。
商品名だけでもあれなのに、この文言が加わることで男子中学生をほくそ笑ますに余りある攻撃力を発揮していた。

ちなみに、同シリーズで「とろけるバナナ」もあり、パッケージに書かれた「裏ごしピューレ」がなぜか無性におかしかった。
中学生の想像力すごい。

ちなみに、同シリーズはもう1種類、「とろけるモモ」があった。
そのラインナップはもう、狙っているとしか思えない。



今回ずっと下世話な話をしてしまったので、次はもっと高尚な話をします。
多分。

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