見出し画像

カスの利き酒ごっこ ~清酒一筋編~

こんにちは。執筆日が誕生日に近いことは、個人情報保護の観点からあまり知られたくはないfreedmanです。故に、この文章には何の信憑性もないということを念のため明記しておきます。

もっとも、私の書いてきた文章に信憑性があったためしがありませんがね。
      いま「あったためしが」を変換したら「ため滋賀」になりました。IMEの精度が下がっている気がします。


本編

さて、今回のカ利っこは、どうやらいつもと様相を異にしているようです。

まず、酒が少ない。なんと清酒(300 ml)1本のみ。

アス比を何とかするため左右に帯を追加しました

なんと健康的なことでしょう。


次に、飲酒量が少ない。なんと清酒1本に加えて、角ハイボール1缶のみです。

「め」の字はDVD版で解禁されます

とても健康的ですね。



さらに、これらを飲む数時間前に居酒屋に酔ったり寄ったり、前日に別人宅で記憶をなくしたりしています(freedmanのみ)。



非常に健康的ですね。



そしてなんと言っても、一緒に飲む人間が違います。

というわけで評価者気取りの入城で

というわけで評価者気取りの入場です。IMEに腹が立ってきました。


評価者(気取り)一覧

freedman(f)

健康意識が高いので肝臓を休ませたいと思っている。
失恋をしたことがない。

T君(T)

よく山に登っているが、人生の現状は谷気味である。
失恋をした。

ちなみにT君は私の記事の読者です。ありがたい。


選手一覧

しぼりたて

なんとT君から、私の誕生日プレゼントとして頂いたものです。実質無料です。ありがとうございました。


角ハイボール

原稿を見返しましたが、一切言及していませんでした。
除外です。



飲酒

さっそくいただきましょう。
余談ですが、T君が日本酒の飲み方という物を教えてくれました。
曰く、まず匂いを楽しみ、次いで少しばかり舐め、そして何かをつまんでから飲むとか。せっかくなので倣ってみましょう。

はじめに匂いを楽しみます。

 T:日本酒の香りがする

少し心配になる入りです。T君は日本酒や焼酎を好んでいるはずですが、私の感想と大差ありません。アルコール飲料は奥が深いですね。

そして舐める。

 f:19度にしては軽い?

 T:いや 後からくる 癌が体を蝕むように

これまでのいろいろでネガティブになっているのか、T君の感想がマイナスめです。あるいは、もしかすると取れ高のために言ってくれているのかもしれません。

 f:あんまりわかんないな
   アルコール感は

 T:そう?

 f:まだ舐めただけだし

 T:ああ……
   もう普通に飲んでたわ

最初から普通に飲んでんのかい。
私も普通に飲みます。

 f:日本酒がよくフルーティーって
   表現される理由が分かった
   これしか合う言葉がないんだ

 T:辛口は水だって言われるけど
   これは甘めだな

 T:京都の女とそっくりだ
   
裏でコソコソよぉ

 f:どこが

 T:飲み始めはわからんのよ
   甘口だから
   でも飲んでいく内に蝕まれていく

 T:京都の女の味がする

 f:これが京都の女なんだ


話が悪い方にトリップしつつあるので、ここで一つ飲み方を変えましょう。
お酒の説明書では「冷や・オンザロック」が勧められているそうなので、氷を入れます。

 f:どうぞ
   人んちの冷蔵庫の味がする氷

 T:あー 人んちの味ってあるよね
   でも日本酒の味で分からないわ

入れた氷は1つ。

 T:オンザ"ロック"だからこれでいいね
   複数形じゃないから

重箱の隅は守られました。

 T:氷入れたことで水になっちゃったな

 f:そう?
   おれは逆にアルコール感増したけど

 T:氷が融けて酒が薄まったってこと
   京都の女が化粧したようなもんだよ

 f:おまえそればっかりだな

 T:水いれないほうが好きだな
   水みたいになって飲みすぎちゃう

 f:そうか
   おれは氷ないほうがいいけどな
   えぐみみたいのが目立っちゃう

 T:そういえば
   前にアルコールの味について調べて
   何だったかな
   アルコールには味がなくて
   苦みと甘みを司る神経 三叉神経?
   だかに反応して錯覚するらしい
   あと痛みとか

 f:はえー

そんなアルコール小噺を聞くうちにオンザロックを飲み切り、氷を噛み砕きました(私の好みじゃなかったので)。
改めてストレートで飲んでみます。

 f:常温がいいな
 T:そうだな

説明書という物はあまりあてにならないかもしれません。

 T:ちゃんと「主観です」ってさ
   書いておいてほしいよな
   どう飲めば旨いかとか
   結局は全部主観なんだから

 f:「この作品はフィクションです」
   みたいにね

 T:ステレオタイプ生んじゃうから
   あんまりよくないと思う

 f:価値観の押し付けがここでさえ

 T:そう
   人権侵害だよ
   声を大にして叫びたい
   駅前でも
   ショッピングモールでも
   僕は負けんぞ


 f:ところで居酒屋ってさ
   なんか寒すぎない?

 T:さっき行ったとこは
   まあまあ暖かかったけど

 f:まぁそうだね
   でももうちょい室温高くても
   冷たい飲み物飲むんだからさ

 T:でも京都はもっとやばいよ
   青空教室並み

 f:嫌すぎるな
   そういう時のための熱燗なのかも

 T:熱燗って普段飲む?

 f:あんまないね
   加熱の手間が面倒だから

 T:熱燗って「アルコールうわっ」
   ってならない?

 f:あー
   アルコールの揮発が促されるんかな

 T:アルコールって刺激するんだね

 f:そりゃ
   毒だから


このあと「アルコールって煙草にも入ってるのかな」という話から、紙巻タバコの箱にまつわる都市伝説の話になったのですが、酒には関係ないので省略します。気になる方は自身で調べてみてください。「そうか?」ってなります。

そんなこんなでソーダ割に挑戦。説明書では一切触れられていない飲み方ですが、果たして。

 f:なんかよくあるのになった

 T:よくある
   後味が味気ない

 f:炭酸で割るのなんてアルコールを
   ごまかすための小手先だから

 T:清酒のソーダ割はあんまり
   聞いたことないけどね

なぜ日本酒のソーダ割が流行っていないかが分かりました。いや、私の知らないところで流行っている可能性があります。前言撤回。

なぜ日本酒のソーダ割が流行っていないかが分かりました(私の知り得る範囲内の世界で)。


 T:かば焼きって焼酎使ってるんだ

とうとう缶詰の活字を読み始めました。不思議ですね。

 T:みりんじゃないんだね

 f:そうね


 f:ジンジャーエールに日本酒入れるか

 T:日本酒の偉い人に怒られる

 f:きもいジンジャーエール

 T:アルコールに申し訳ない



さて、今回の一連はこれで以上です。
いつもより集中して1つのお酒に注力したはずですが、いかがでしたでしょうか。「しぼりたて」の売り上げには貢献できそうでしょうか。

まぁそんなはずもありませんが、いつもよりとっ散らかった内容になってしまった自覚は確かにあります。

こうなってしまった理由としては、単品の感想を言い続けるのに慣れていないというのも勿論ありますが、T君が持ち込んできた”話”が重すぎたということもあるのです。

実は至るタイミングで彼の近況について言及していたのですが、おおっぴらに書けることではありません。

それを書いてしまっては、いろいろと(権利・良識など)疑われてしまいますからね。

そういう経緯もあり、少々不安定な内容となってしまいました。

しかし彼の話は中々のもので、自分の裡に留めるというのも苦であるほどです。

ということで、T君の恋バナは以下の有料マガジンに






ここはどこだ