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#2 過去を見て現在と未来を進む

こんにちは。
今回のテーマは『過去』です。
地球が誕生したのはおよそ46億年前。
生命が誕生したのはおよそ35億年前。海の中で生命は誕生したと言われています。
人類が誕生したのは500万年前のアフリカとされています。生命は滅亡と興隆を繰り返し子孫を繁栄させていきました。
さて、衣服が生まれたのは何年前でしょう。答えはおよそ2万5千年前とされています。もちろん最初の衣服は服と呼べるかも怪しい簡単な物でした。ですが衣服の歴史は太古からあるものなのです。

現在古い服や装飾品を指す際、古着、ビンテージ、時にはアンティークという言葉を使います。
古着、ビンテージ、アンティークにも一応定義のようなものがあります。30年以上前のものをビンテージ、100年以上前のものをアンティークといいます。それ以外の近年のものはレギュラーや現行、時にはネクストビンテージという風に呼ばれています。
古着というのは古ければ良いという訳でもなく、もちろん古さに価値を見出すものもあります。しかしあまり古くないものでも生産数が少なかったものにも価値は生まれます。さらには有名なアーティストが着用していたものなども価値がついていきます。ボロボロで穴だらけの服にも価値がつく、それが古着の面白い部分でもあります。好き嫌いが分かれますが、、。

古着を着る魅力を私なりの考え、思想でお話ししていきます。
皆さんが普段目にする有名ラグジュアリーブランドの服、実は古着からのサンプリングが少なくないのです。
Maison Margielaというブランドの定番アイテム、にジャーマントレーナーというスニーカーがあります。こちらもドイツ軍のトレーニングシューズからサンプリングを得たアイテムなのです。他にも数えきれないほどのアイテムが過去の衣服から着想を得てつくられているのです。
ファッションデザイナーであり、パンクの女王としても知られるVivienne Westwood があるインタビューでこの様な事を話しました。『過去を見ない事は今までを否定する事、過去を見て今を進んでいる』という風な事を仰いました。これは過去があるから今があるという様にも受け取れて積み上げてきた衣服の歴史が今を創造しているという事です。

過去を見るという点で古着を手に取りそのアイテムがいつどこで使われていたかそれを知る事により、よりその服に親しみを覚え服を通して生活がまた少し豊かになっていくと考えます。

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