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実は忘れてない3rdアルバム『CLUB33』壮絶解説〜Touch〜

先日のワンマン、大変お疲れ様でございました。
過去があって今があり、そして未来がある。
そんな感じでCLUB33のサブスクが解禁と相成りました。

ガンガン聴いていただいて、現行の体制と変わったところとか、変わらないところとか、想いを馳せなくて構わないので、聴いてかっこいい!と思っていただけたらそれ以上望みません。
この壮絶解説シリーズが、より本作を楽しむための一助となれば幸いです。


Lucci

こちらもFAMTIMMUNE!の再録でございます。
アルバムはここからクライマックスに向かって駆け上がっていく感がありますね。

何度も同じことを言うようでしつこくて嫌われそうですが、めっちゃいい曲出来たなと思っております。

前作と印象が大きく変わったのは、イントロにリードギターのフレーズが入ったことですね。
これが無いFAMTIMMUNE!のバージョンだと、だーっだだっだっだだーっていうキメのリズムのほうに耳が行くと思うんですけど、リードが入るとたちまち空間に広がりが出て、とても素敵だなと思います。

今ボイスメモを探してみたら、なんとこの曲は2019年の12月25日に駅っぽいところで思いついたようです。
ダイヤモンドプリンセス号がなんちゃら、の報道が翌年1月下旬だったようなので、まだ大半の日本人はCovid19について全く知らないか、知ってても対岸の火事みたいに思ってた頃ですよね。
ぼくも最初、昔あったSARS騒動みたいな、外国がやばいらしい、くらいの認識だったし、ここまで人々の生活様式や価値観を変えてしまうようなことになるとはついぞ思わなかったですよね。
まだHIVやBSEのほうがヤバみを身近に感じてました。
あのとき、世界が本当にこの歌をリアルに感じるような状況になるなんて、ぼくは思ってませんでした。

逆に、Covid19が無かったらどうなっていたんだろうな、ということも、最近Touchを聴くと考えるようになりました。
バンドとしても、きっとFAMTIMMUNE!やCLUB33は作ってなかったと思うし、エリアでワンマンやってただろうし、えんどうさんも、少なくともあのタイミングでは抜けてなかったんじゃないかなと思います。
自分個人の人生を振り返っても、もう2年以上祖母らや親戚に会ってないし、コロナきっかけで割と大きめな決断もしました。
でも、逆を言えばCovid19があったから、かみむらくんとの2人体制もあったし、現在の状態があります。
決して「コロナ騒動があって良かった!」とは思えないのですが、かと言って、もう現状とは切り離せない運命的な出来事になっていて、不思議な、複雑な想いに駆られます。

元々は「なんかこいつふらっと死んでしまいそうだな」と思った人に対して感じた気持ちから出来た曲なのですが、それがもっと広い意味を見出せる歌になっていったのは、感慨深いことというか、作品は作者の手を離れたら自分だけのものではなくなるんだなという良い例なのではないかなと思います。

いつかCovid19騒動がずっと過去の、歴史の小さな出来事として感じられるようになっても、ぼくはこの歌を聴いたら、生涯の中の今を思い出すことでしょう。


8ppy

個人的には大変な名曲が出来てしまってさすがノストラの隼ちゃんという印象ですがMV取り直したいですね。サラバもそうなんだけどさ。参ったね。

この曲が出来た頃コロナ出始めでみーんなメディアに洗脳されてましたね。あんたもあんたもあんたも。
今では考えられないくらい皆が皆を監視しあって誰かの間違い探しをしたり、足の引っ張り合いをしたり、アナルセックスをしていたり、と、思ってたらそんな連中が今ではケロッと飲み行ったり旅行行ったりオーラルセックスをしたり何なんだよテメーらは。

そいやTHE NOSTRADAMNZは3回くらい大クラスターが起きるとこにいましたが不思議と3人ともかからず。

僕もちゃんとコロナになってアンチっぽい人に色々言わせてあげたかったんですが不甲斐ない。大変申し訳ない。大人だけじゃ飽きたらずコロナにまでも嫌われてしまっている。
ちなみにこの曲のAメロのドラム作りに難航していた所、朋友マイナス人生オーケストラの「花よ蝶よ」の曲がシャッフルで流れてきたので何の躊躇も無くパクりました。飽きたのでこの辺で。


ちなみに、こちらの楽曲もやや丁寧めに作られたデモトラックがありますので、この次の記事にて販売いたします。
デモからFANTIMMUNE!へ、そしてCLUB33へと楽曲が歩を進めていく感じを、ぜひとも体感していただければと思います。


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