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「日本ときどきアジア 古道歩き」(読了)

 旅行作家・下川裕治さんの新著。下川さん、日本とアジアの古道を歩く。
 かつての「ひたすら鉄道を乗り尽くす」の鉄道が徒歩に変わり、乗り尽くすが歩き尽くすに変わった印象。
 話の舞台やテーマが変わっても、「苦行系」になってしまうのは下川さんのスタイルなのか、それとも出版社の意向なのか…。
 歴史を予め知っておき、その残り香を追い求めるのが古道歩きなのかも知れない。
 旅の大先輩に「古道歩き」という僕にとっては未知の旅のスタイルを教えていただいた気がした。
 下川さんのファンや旅好きはもちろん、今作は歴史好きも楽しめる一冊かも。

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